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  • 2021年 第16回大会
  • 16回大会 決勝大会出場 岩手県 奥州市立胆沢学校給食センター

16th contest第16回大会について

代表者紹介

北海道・東北ブロック
岩手県

奥州市立胆沢学校給食センター

  • 所長
    千葉有
  • 所在地
    岩手県奥州市胆沢小山字菅谷地123‐2
  • 受配校
    奥州市立胆沢第一小学校
    南都田小学校
    若柳小学校
    胆沢愛宕小学校
    衣川小学校
    衣里小学校
    胆沢中学校
    衣川中学校
  • 食数
    1,431食
  • 栄養教諭 菊地 万里子
  • 調理員 千葉 努

奥州市は国内で3つの姉妹都市を提携しており、北海道長沼町、北海道厚真町、静岡県掛川市と交流を続けています。学校給食でも毎年、姉妹都市の食材を使った給食「姉妹都市のおいしい食材を味わう日」を実施。姉妹都市に対する児童・生徒の興味関心を高めるとともに、自分たちの郷土についても深く考える機会を設けています。

今回は、静岡県掛川市から毎年届く「掛川茶」の茶葉を給食に使いました。衣にきざみ茶葉を混ぜた「とりささ身の香り揚げ」は、口にするとほのかなお茶の香りがする一品です。汁物は奥州市の郷土料理「はっと」。小麦粉に水を加えて練り、薄く伸ばした生地をゆでる小麦粉料理の一種です。今回は地場の小麦粉「南部小麦」に粉末にした茶葉を練り込み、白いプレーンのはっとと緑色のはっとの二色仕立てで、姉妹都市である掛川市との友好を表現。「なかよし茶葉っと」と名付けました。

今年6月、小学5年生に食生活アンケートをおこなったところ、郷土料理や伝統食を「知っている」と答えたのは約30%という結果が出ました。給食センターでは、毎日のように地場食材を使用し、毎月のように郷土料理を献立に組み込んでいるにもかかわらず、家庭で食べる機会・知る機会がなくなっているせいか、なかなか浸透していないことがわかります。次世代に郷土の豊かな食文化を伝えていくためにも、今後は給食に取り入れるだけでなく、各家庭に対しても積極的に情報を発信していきたいと考えています。

献立
  • 金芽米ごはん、牛乳、鶏ささみの香り揚げ、岩手野菜のじゅうね和え、なかよし茶葉っと
  • エネルギー 685 kcal
  • たんぱく質 28.8 g
  • たんぱく質 17%
  • 脂質 18.0 g
  • 脂質 24 %
  • カルシウム 367 mg
  • マグネシウム 93 mg
  • 鉄 2.7 mg
  • 亜鉛 3.2 mg
  • ビタミンA 297μgRAE
  • ビタミンB1 0.40 mg
  • ビタミンB2 0.50 mg
  • ビタミンC 24 mg
  • 食物繊維 4.8 g
  • 食塩相当量 1.6 g
  • 調理師

  • 当給食センター施設写真

  • 運転手

  • 給食当番の子どもたち

  • 昨年度からコロナの影響で給食センターへの遠足が中止になっています。
    来年度は遠足が実施となり、子どもたちが給食センターへ遠足で来てくれることを心から願っています。

  • 夏休みに小学生から給食センターに届いた葉書。