About大会について
主催者挨拶
1997年9月26日、日本の将来の指針を研究するグループとして、21世紀構想研究会はスタートしました。当時、IT産業革命が叫ばれ、新たな技術革新の波に乗らなければ日本の未来が危ういという時代でした。これを解決するには、知的基盤の強固な研究現場と産業振興の技術革新を実現し、真の科学技術創造立国と知財立国を確立することが求められていました。21世紀構想研究会は、このテーマを解決する討論の場として始動しました。
その後、2005年に食育基本法が制定され、栄養教諭制度がスタートし、日本の食文化に新たな局面を切り開くきっかけとなりました。成長期にある児童・生徒の栄養と健康を考慮した学校給食の提供は、国家的に推進すべき教育施策として位置づけられました。
私たち21世紀構想研究会はその重要性を認識し、食育基本法制定の翌年、2006年から学校給食甲子園を開催しました。この活動は、食育・学校給食に対する理解を深めることを目的とし、学校給食を中心に展開してきました。
年を追うごとに、食育シンポジウムや食育ワークショップの開催をはじめ、応募献立のデータベース構築とその分析を行い、さらに日本食育学会での発表へと活動を広げてきました。
私たちは、21世紀構想研究会として、未来の日本の在り方を模索しながら、会員自らが研鑽を積み重ね、実りある討論と意見表明を続けています。その成果を社会に訴え、国の政策にもつながるような活動を推進していきます。
次世代の子どもたちの健康と栄養管理について重要な役割を担っている学校給食と食育の振興に、今後とも尽力してまいります。
認定NPO法人21世紀構想研究会
理事長 馬場錬成
認定NPO法人21世紀構想研究会のHPは下記からご覧ください。
http://www.kosoken.org/

2022年2月22日に認定NPO法人21世紀構想研究会理事長の馬場錬成が会員向けに講演した内容を紹介したものです。