昨年度は感染症対策と衛生管理の視点から、どのような給食提供・給食指導が良いのか試行錯誤を繰り返しました。1品減らした内容の給食提供を実施したり、床に1m間隔でテープを貼ったり、配膳時の3密を解消する手立てを講じました。
また、給食時の黙食指導、食事以外の時間のマスク着用・手指消毒の徹底を常に意識して、生徒への指導を学校全体で実施しました。今までの習慣を変えることは非常に難しいですが、徐々に感染症対策を視点とした日常活動も定着しつつあります。
そして、配膳の工夫や学校全体の意識向上が見られ、感染症対策が定着しつつあることから、給食内容も今まで通りに近い形での提供が出来るようになりました。
制限のある日常生活でも、一人一人の意識向上、感染症対策の定着によって今までと近い形での学校生活が送れることが嬉しく感じております。
新型コロナウイルス対策で暗くなることばかりではありませんでした。
県の新型コロナ対策事業等で新潟県内のブランド食材や地場産食材を無償で、児童生徒に提供することが出来ました。『にいがた和牛』、『真鯛ほぐし身』、『真鱈のフライ』等、普段の学校給食では提供できないような食材を児童生徒に味わってもらい、新潟県のおいしい食材を知る機会となりました。児童生徒がこの時の給食を思い出し、大人になってたくさんの人に郷土を愛し、柏崎市の魅力を発信してくれることを願っています。