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16th contest第16回大会について

16回応募者コロナ対策コメント

学校栄養士の先生方へお知らせです
コロナ禍にありながら、食育と学校給食を通じて児童・生徒の教育に取り組まれている先生方に敬意を表しております。新型コロナウイルス対策として困った点や対応・改善した点など教育現場の中で、創意工夫と熱意で取り組んでいる様子は、応募書類と共に寄せられた先生方のメッセージに込められており感動しました。
皆さんに読んでいただきたく、こちらにアップしました。

都道府県
新潟県

施設名
柏崎市南部地区学校給食共同調理場

学校栄養士
近藤 綾子

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昨年度は感染症対策と衛生管理の視点から、どのような給食提供・給食指導が良いのか試行錯誤を繰り返しました。1品減らした内容の給食提供を実施したり、床に1m間隔でテープを貼ったり、配膳時の3密を解消する手立てを講じました。
また、給食時の黙食指導、食事以外の時間のマスク着用・手指消毒の徹底を常に意識して、生徒への指導を学校全体で実施しました。今までの習慣を変えることは非常に難しいですが、徐々に感染症対策を視点とした日常活動も定着しつつあります。
そして、配膳の工夫や学校全体の意識向上が見られ、感染症対策が定着しつつあることから、給食内容も今まで通りに近い形での提供が出来るようになりました。
制限のある日常生活でも、一人一人の意識向上、感染症対策の定着によって今までと近い形での学校生活が送れることが嬉しく感じております。

新型コロナウイルス対策で暗くなることばかりではありませんでした。
県の新型コロナ対策事業等で新潟県内のブランド食材や地場産食材を無償で、児童生徒に提供することが出来ました。『にいがた和牛』、『真鯛ほぐし身』、『真鱈のフライ』等、普段の学校給食では提供できないような食材を児童生徒に味わってもらい、新潟県のおいしい食材を知る機会となりました。児童生徒がこの時の給食を思い出し、大人になってたくさんの人に郷土を愛し、柏崎市の魅力を発信してくれることを願っています。

都道府県
愛知県

施設名
江南市立北部学校給食センター NO.1

学校栄養士
長屋 節弥

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学校での給食の配膳や片付けなどに苦慮したが、今では児童も慣れてスムーズに配膳や片付けなどができるようになりました。
給食の時間の食に関する指導では、以前までは各教室に入り、指導を行ってきたが、喫食中の指導は未だに再開できていません。そこで、毎日栄養教諭が給食の時間の放送で指導を行うようにしました。全員前を向いて黙食に取り組んでいるおかげで、放送での指導がよく行き届き、先生方も放送を聞いて注意を促してくれるなど、児童だけでなく、先生方の意識も向上しました。

都道府県
新潟県

施設名

学校栄養士

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手で直接触れて食べる果物等を提供することについて、受配校から控えるようにお願いされているが、毎回ゼリーなどのデザートをつけるわけにもいかず、献立が寂しくなったり、栄養価や食品構成についても満たすことが難しくなっている。市や県では、果物の提供についてコロナ対策をしっかりすれば、問題ないといわれているが、受配校は、なかなか納得してくれない。好き嫌い等の改善に対してのアプローチができなくなった。

都道府県
長野県

施設名

学校栄養士

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【困った点】
・消耗品(マスクや手袋)が、一時期手に入りにくく値段も一気に跳ね上がったので予算内に収めること、仕入れることが大変だった。
・マスクをしていても、三層マスクでないと濃厚接触者扱いになるということで、今まで使用していたマスクが使用できなくなってしまった。そのため、買い貯めておいたマスクがそのまま残ってしまっている。

【改善点】
・健康チェック表に体温を記入する欄を追加。
・休憩室では今まで向かいあって食事等をしていたが、壁側に机を並べ背中合わせになるようにした。
・午後の作業もマスク着用。

都道府県
長崎県

施設名

学校栄養士

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16校分の受配校をもつ大規模給食センターである。
今年度、児童生徒の感染により休校となる学校が増えた。
急な休校で、物資の前日にきており、キャンセルができず、ほかの学校に振り分けたりしたが、廃棄せざるを得ないこともあった。

都道府県
静岡県

施設名

学校栄養士

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・3月からの突然の休校(学校給食停止)で、キャンセルした食材を業者が冷凍庫に保管しきれず、なんとか使ってほしいとお願いされることがあった。センターに在庫でストックしておいた食材でも、給食が再開されるまでに賞味期限切れになってしまうものもあった。
・5月後半から給食が再開されることになったが、今年度と昨年度で食数が違うため、在庫を使う場合に発注量の調節が難しかった。
・アレルギー献立表を何度か出し直したので、学校や保護者を混乱させてしまった。献立表の受け渡しについて、今までとは違い、郵送することもあった。

都道府県
奈良県

施設名
上牧町立上牧中学校

学校栄養士
鍵谷千加

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上牧町では、2020年6月給食再開時に配膳時の、感染リスクを軽減させるために、お弁当箱の購入を決め、3月の末まで、給食室で調理した料理をお弁当箱に詰めて、弁当給食として実施しました。
当初、未知のウイルスがどのような悪さをするのかもよくわかってない状況でしたので、児童生徒を守るために、配膳をさせず、盛り付けのない、配るだけの弁当給食で実施しました。
弁当詰めは、とても大変で、調理員さんには、本当にご苦労をおかけしました。
なれない作業で、弁当詰めに1時間程度の時間を要するため、献立の制限も大きく、通常の給食とは、ずいぶん違う物になりました。
給食によるクラスター感染も報告させていませんでしたので、今年度からは、通常の給食に戻しています。配膳前の手洗いの徹底・アルコール消毒・食事中は、各自自分の机にアクリル板でシールドをして、全員前を向いての黙食で、飛沫防止に努めています。

都道府県
愛媛県

施設名
愛媛県立松山盲学校

学校栄養士
木村恵子

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本校では、児童生徒の実態に合わせて、ご飯とお茶は児童生徒もつぎ分けたり、配膳を行ったりしていました。しかし、昨年より新型コロナウイルス対策として、ご飯もすべて調理員が個別につぎ分け、配膳は教職員で行うこととなりました。(お汁とおかずは、以前から調理員が個別につぎ分けている。)このことから、給食での児童生徒の生活体験が限られ、全体のためにできる活動が少なくなっていると感じています。

都道府県
愛媛県

施設名
松山市たちばな学校給食共同調理場

学校栄養士
木下 葵

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新型コロナウイルス対策として、給食中は黙って食べる指導が行われています。しかし、栄養教諭が、教室へ給食指導に行くと、マスクをはずした状態で子どもたちが話したくなってしまいます。そのため、毎日の給食について、その日の給食に関するワンポイント指導を“きゅうしょくボード”という形で給食室前に掲示するようにしました。そうすることで、いただきますの前のマスクを着けた状態で、全校同じ指導を学級担任からできるようになりました。また、給食室前に掲示しているため、給食当番が内容を確認し、その当番児童から学級へその日の給食のポイントを話すことにもつながりました。栄養教諭自体が毎日全クラスを回って指導は時間的に困難ですが、この“きゅうしょくボード”の利用がとても有効になっています。

都道府県
群馬県

施設名
渋川市立伊香保中学校

学校栄養士
永井 美奈

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◆食材の注文・キャンセル
急な休校や、再開で食材のキャンセルや再注文には気を遣ったが、業者さんの親切な対応で乗り切ることができました。
◆休校中の調理員の管理・勤務
休校中の調理場の環境管理や、人員の勤務体系、給与保証等、学校給食課や、学校事務職員、教頭先生にもご尽力いただきました。
調理員はもちろんのこと、その家族にも体調管理を徹底しました。
◆コロナウイルス感染拡大対策
学校と連携・協働して、我々も、子どもたちにも感染させない、拡大させない対応を推進してきました。
配膳エリアの入り口には、コロナ前から自動で噴霧するアルコール消毒を設置したり、マスク着用や、消毒、服装のチェックを先生方にお願いしたりしています。
◆食材の工夫
昨年度コロナ渦の休校で、余剰生産された牛乳を積極的に使用するよう、「牛乳を使った料理研修会」に参加させていただき、「牛乳を使った冷やし担々麺」を給食で提供しました。生徒にも好評で今年度も数回予定しています。

都道府県
山梨県

施設名
北杜市立北杜南学校給食センター

学校栄養士
島村 美紀

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給食の時間は、全員前向きで、黙食が徹底されているため、給食時間に「食に関する指導」を行うことが難しくなってしまった。プロジェクターで食に関する指導のビデオを流せるよう、仲間と作成を進めているところである。

・警戒レベルに応じて給食献立内容や配膳方法を変更しなければならなかったことが大変だった。

都道府県
東京都

施設名
小金井市立小金井第一中学校

学校栄養士
渡邉 今日子

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先生側からの提案で給食の配膳は廊下で行っています。1クラス40人で机をテストの時のように離して座っているので、配膳台を教室の中に広げるスペースがなく、このような形になりました。はじめは、虫が入ったりしないか廊下で大丈夫だろうかと心配しましたが、だんだん慣れてきて自然な形になりました。
また、配膳の際は生徒から手袋はないの?とよく聞かれるようになり、過剰ではないかなと思いつつも、個包装のものを配る時は手袋をつけています。
前を向いてしゃべらないで食べる毎日は、以前と比べると寂しくは感じますが、生徒は一生懸命ルールを守ろうと努力してくれています。コミュニケーションをとる時間が少し減った分は、先生から伝わってきた生徒の給食に関するあんな話、こんな話をちゃんとひろって、毎日の給食時間のお手紙や、給食だより、また「給スタグラム」と名付けた掲示物をつくり、生徒の気持ちを、ちゃんと受け止めているよ!こちらの気持ちも届けるよ!というつもりで今までとは違った方法で、でも今までと同じ距離感で生徒と繋がっていられるように努力しています。

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新型コロナウイスが流行りだした当初はマスクが品薄になり、調理業務を行う調理員さんのマスクですら使用を制限しながら使っていた状況があります。
調理員さんが新型コロナウイルスにかかったらどうなるのだろうと不安を抱えながらの業務でした。調理員さんに対しては、休憩室での換気や密にならないように働きかけを行ってきました。午前中の作業はマスク着用、午後の洗浄作業はマスク不要で作業をしていましたが、コロナ対策でそうもいかない状況になり、午後からの作業もマスク着用で作業を行っていますが、給食室はクーラーが設置されていないため、ほんとに過酷な状況で作業をされています。
この状況をどうにか改善してほしいです。
子どもたちの給食の配膳についても、配膳方法の見直しを行い、自分の給食を自分で準備するセルフ方式を徹底しました。つぎ分けのトング等についても当番と担任しか触らないように徹底しました。
これまで普通に行ってきた給食時間の食の指導ですが、マスクを外している状況で行い飛沫が飛びはしないかと心配でできていない

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