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- 2019年 第14回大会
- 14回大会 決勝大会出場 鹿児島 垂水市立学校給食センター
代表者紹介
- 九州・沖縄ブロック
- 鹿児島県
垂水市立学校給食センター
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- 所在地
- 鹿児島県垂水市浜平2167−2
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- 施設名
- 垂水市立学校給食センター
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- 受配校
- 垂水市立ー新城小学校、垂水小学校、水之上小学校、柊原(くぬぎばる)小学校、協和小学校、牛根小学校、松ケ崎小学校、境小学校、垂水中央中学校
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- 食数
- 1,001食
垂水市は鹿児島湾の東岸となる大隅半島の北西部にあり、南北37kmにわたる海岸線を有しています。地形を生かしたぶり・かんぱちの養殖や鹿児島湾にしか生息していない姫あまえびなどのえび漁のほか、温暖な気候を生かしたびわや柑橘類、きぬさやえんどうやさやいんげんなどの栽培が盛んです。また、鹿児島県は全国でもトップクラスの畜産県で、垂水市でも牛肉やぶた肉が生産されています。この豊富な地場食材を子どもたちに伝えるために、給食センターでは毎月10日を「垂水いおの日(「いお」は鹿児島弁で「魚」)」として、特産のぶり・かんぱち・えびなどを使った献立にするほか、地元の農産物を活用した手作り給食を心がけています。
今回の献立は「鹿児島をまるごと味わう学校給食週間」の中で実施しました。「垂水の黒米ごはん」は地元産の新米と黒米を混ぜたごはんで、黒米の栄養価の高さを伝えます。「ぶた肉と地場産野菜の煮物」は鹿児島が生産量日本一を誇るぶた肉と地場野菜を使い、郷土料理である「とんこつのみそ煮」風に仕立てました。ぶた肉の献立を出す際は、地元のブランド豚や郷土の肉食文化についても学びます。「はくさいの塩昆布あえ」は地場産野菜を塩昆布で味付けしたもの。かつて昆布が薩摩藩の財政に貢献した食材だったことを紹介します。デザートの「ふくれがし」は鹿児島産の黒砂糖を使った郷土菓子。鹿児島と黒砂糖の歴史にふれながら、子どもたちに郷土の味を知ってもらうために給食に取り入れました。
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給食でのふくれ菓子調理作業
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給食献立を使った授業
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試食会・調理員による給食についての話
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中学生職場体験学習
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特産の地場産さやいんげんの下処理