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- 2023年 第18回大会
- 18回大会 決勝大会出場 新潟県 妙高市立新井中央小学校
18th contest第18回大会について
代表者紹介
- 甲信越・北陸ブロック
- 新潟県
妙高市立新井中央小学校
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- 校長
- 村治隆夫
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- 所在地
- 新潟県妙高市諏訪町2-4-8
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- 受配校
- 妙高市立新井中央小学校
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- 食数
- 323食
妙高市はSDGsを先導して取り組む自治体として、内閣府が実施する「SDGs未来都市」に選定されています。妙高市では毎月19日を「ミョーコーさん給食」と定め、郷土料理や地場産物を使った給食を実施していますが、昨年12月に提供した「妙高アスパラ菜を使った献立」では、郷土愛の育成とともに農産物の廃棄について学ぶことでSDGsの啓発を図りました。アスパラ菜は上越地方を代表するとうなの一種。12月から3月上旬にかけて出荷されますが、その際、見た目よく長さを揃えるために廃棄される茎や葉があります。今回は市内で収穫されるアスパラ菜を余すことなく使い切るよう、主食を「アスパラ菜めし」とし、ふだんは廃棄されている茎や葉もみじん切りにして炒め、白米に混ぜました。一方、アスパラ菜特有の甘味や歯ごたえを楽しむために、キャベツやにんじんと一緒にゆで、味付けのベースに地場産の塩こうじを用いた「アスパラ菜のごまこうじあえ」を副菜にしました。「めぎす の米粉揚げ~かんずりジュレソース~」には、上越地域で水揚げされる地場産魚のめぎすを使用。めぎすはきすによく似た海魚ですが、魚が苦手な児童が多いことから、1枚1枚背開きにして下味に地元の酒かすを使い、揚げることで食べやすく工夫しています。ソースには、伝統的な発酵調味料「かんずり」を使いました。豪雪地帯である妙高市では、保存食が根付いています。「妙高ごっつぉ汁」は、水煮にした春のたけのこ、乾燥させた秋のずいき、打ち豆にした秋の大豆といった地元の保存食材を、ぶた肉やだいこんとともに煮込んだ酒かす入りのみそ汁。「ごっつぉ」とは「ごちそう」という意味です。

①調理員さん:いつも美味しい給食をありがとうございます。
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②中央小校舎:創立34年を迎えた校舎は、桜に囲まれた3階建てです。多くの児童が、前庭の遊具やビオトープ、グラウンドや築山で、元気いっぱい遊んでいます。
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③1年たけのこ:妙高でたけのこと言えば姫たけのこです。1年生がむいてくれたたけのこは、郷土料理「たけのこ汁」として給食で提供されました。
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④2年さつまいも:地域の種苗店の方から育て方を教えていただいたおかげで、大変大きなさつまいもが収穫できました。
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⑤2年さつまいも2:収穫したさつまいもで「さつまいも豚汁」を親子でつくり、秋の美味しさを味わいました。
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⑥3年かんずり:唐辛子の大きさにびっくり!冬には、唐辛子の雪さらしを体験し、3年後のかんずり完成を楽しみにしています。
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⑦5年にじます:生きた魚を釣り上げ、さばき、命をいただきました。日頃から、様々な命あるものをいただきながら成長できていることに改めて感謝の気持ちをもちました。
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⑧5年にじます2:魚のさばき方は、釣り堀の方に習いました。素早く安全に料理することは難しくドキドキしました。
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⑨5年稲刈り:米ファーム斐太の皆様と一緒に育てたコシヒカリを収穫。親子で稲刈り体験が心に残りました。今後は、収穫したコシヒカリの販売活動を計画しています。
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⑩6年調理実習:仲間と考案した栄養バランスの良い献立を、調理実習でいただきました。考えたり計画したりすることは大変でしたが、とても美味しくできたので大満足です。
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⑪4年防災食体験:社会科「自然災害にそなえるまちづくり」に関連して、自分たちができる災害への備えとして、給食で防災食を体験しました。