- HOME
- 2023年 第18回大会
- 18回大会 決勝大会出場 石川県 加賀市立山代中学校
18th contest第18回大会について
代表者紹介
- 甲信越・北陸ブロック
- 石川県
加賀市立山代中学校
-
- 学校長
- 谷鋪景子
-
- 所在地
- 石川県加賀市上野町エ45番地2
-
- 受配校
- 加賀市立山代中学校
-
- 食数
- 422食
石川県の最西端に位置する加賀市は、白山山系を水源とする清流と、これにより形成された肥沃な平野が広がる自然豊かな地域。かつては北前船の寄港地として栄えた橋立漁港もあり、農業と漁業が盛んです。近年では、食品リサイクル事業や、特別栽培米の生産によるSDGsへの貢献や、「加賀久谷野菜」のブランド化にも注力。今年度は「加賀市産野菜を味わう日」を11月に設け、地元JAと連携して市内の全小中学校で地場野菜をふんだんに使った給食を実施しました。
「加賀棒茶と生わかめの味わいごはん」は、特別栽培米「加賀ほまれ」を使用。特産の加賀棒茶と押麦を加えて炊き、橋立地域の生わかめを炒めて混ぜました。「きとき とぶりカツ~トマトとブロッコリーの食べる旨味ソースがけ~」は、橋立漁港で水 揚げされた新鮮なぶりをカツにし、「加賀久谷野菜」であるトマトとブロッコリーを茎から使ったソースをかけます。「加賀五菜のシャキシャキごまあえ」は、日本で唯一、給食の残渣を用いた食品リサイクル事業で作られた肥料を用いて生産した「加賀五菜」のこまつなとみずなを使用。郷土料理をアレンジした「打ち豆とかもりのふるさと和風ポタージュ」には、かもり(とうがん)をはじめ「加賀久谷野菜」の味平かぼちゃやねぎなど野菜はすべて市内産を、ぶた肉や打ち豆は県内産を使いました。加賀市は県内一のなしの産地。デザートは、年に一度給食で提供する「加賀なし」です。
本校では、生徒が自分で作ったお弁当を持参する「自家弁の日」を年に1回設け、家族に感謝する気持ちの醸成や生きる力の育成に取り組んでいます。今回はさらに地場産物の活用とSDGsへの貢献という2つの視点を加え、今後の「自家弁の日」の献立作成に生かしたいと考えています。
①いつも美味しい給食をありがとう。宮西先生、西牧さんがんばれ!!
-
②山代温泉の程近くに位置する校舎。栄養教諭はじめ、この学校出身の教職員が多数在籍している
-
③釜で煮込んだミートボールを数読み。熱い中、がんばっています!
-
④ピラフを仕上げます。よく混ざるように、丁寧に時間をかけて混ぜていきます。
-
⑤野菜たっぷりポトフです。じっくりコトコト時間をかけて煮込んでいきます
-
⑥代中生に大人気の「キンパ風ごはん」!この献立は、今の3年生が小学生のときに家庭科の学習でオリジナルで考案したもの。当時、栄養教諭として自分も関わり、一緒に完成させました。加賀市のメニューとして定着しました!
-
⑦調理室集合写真。頼もしくておもしろいメンバーです。調理室の楽しさも、給食を美味しくするスパイスです
-
⑧調理実習では、作ったものをタブレットで撮影し、振り返りに活かします。
-
⑨毎月、給食目標に応じた掲示を行っています。ただ見るだけでなく、クイズを解いたり、迷路をたどったりなどの活動を取り入れるように心がけています。