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17th contest第17回大会について

  • 17回大会・決勝大会始まる7代表が一斉に調理を開始

    YouTube で実況中継中

    決勝大会は11日午前9時45分からの開会式で始まりました。大会実行委員長の銭谷眞美・新国立劇場運営財団理事長が挨拶に立ちました。
    「全国から選ばれた7チームは、厳正な書類審査で激戦を勝ち抜いてきました。決勝大会に出場しただけで名誉です。決勝大会は、実際に調理する現場であり、これまで数々のドラマが生まれてきました。地元の食材を活かした素晴らしい学校給食が出来上がることを楽しみにしています」と開会の言葉を述べました。

    埼玉県代表の栄養教諭・小林洋介さんが選手宣誓

    続いて選手を代表して、埼玉県越生町立越生小学校の小林洋介栄養教諭が選手宣誓をしました。
    「私たちは子どもたちと生産者・地域の方々の笑顔を大切にし、いかなるときでも子どもたちにとって嬉しく、楽しく、美味しい給食を作ることを誓います」
    堂々と宣誓した大きな声が会場いっぱいに響き渡りました。

  • いよいよ調理開始

    午前10時、銭谷委員長の「調理開始!」の合図とともに、1時間勝負の調理が始まりました。代表7チームは、調理台付近に貼り出した作業工程表に沿って、給食作りに取り掛かります。地元の生産者や子どもたちが作った食材を次々と手際よくカットして食材を整えていきます。リズミカルに、流れるように進む包丁さばきは、見ているだけで気持ちがいいものでした。
    制限時間が秒刻みで減っていくデジタル時計にときどき目を走らせながら、次々と献立料理が進んでいきます。揚げ物、煮物などの温度を測りながら、栄養教諭と調理員が互いの作業を確かめています。目で合図を送りながら作、業工程表を確認しながら、調理を進めていきます。チームワークよく作業が進んでいきます。 調理台が並んだ会場をテレビ、新聞などのメディアや、審査委員が取り囲み、熱心に調理する様子を見ていました。

  • 1時間に6食の調理に熱気高まる

    調理している光景は、YouTubeで実況録画されました。 解説者は元文科省食育調査官で現在、鹿児島市立中央学校給食センター所長の濱田有希先生、インタビューアーは、大正大学表現学部表現文化学科教授の外川智恵先生です。
    二人は、7代表の献立表や食育アピールシートなどを参考にしながら、次々と展開される調理現場を流れるように解説して行きます。息の合ったコンビの明快な解説は、今大会も全国に届けて関心を集めました。
    いよいよ残り15分を切りました。最後の15分間が勝負どころです。毎回、悲喜こもごものドラマが生まれるときでもあり、選手も審査委員も緊張する時間帯です。 しかし選手たちは落ち着いて調理を進めており、盛り付けの準備に入るとあっという間に手際よくトレイに色とりどりの美味しそうな料理が並び、今大会も充実した大会で本番を終えました。