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- 2022年 第17回大会
- 17回大会 決勝大会出場 長崎県 五島市三井楽学校給食センター
17th contest第17回大会について
代表者紹介
- 九州・沖縄ブロック
- 長崎県
五島市三井楽学校給食センター
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- 所長
- 谷川智子
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- 所在地
- 長崎県五島市三井楽町濱ノ畔1531番地1
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- 受配校
- 五島市立三井楽中学校
三井楽小学校
嵯峨島小学校
嵯峨島中学校
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- 食数
- 149食
五島市は、長崎県の西方沖約100kmに浮かぶ五島列島の南西部に位置し、漁業はもちろん、畜産など農業も盛んなところです。市内には地場産物を扱う直売所があり、旬の食材が利用できます。列島最大の福江島の北西部にある三井楽町には養鶏場があり、新鮮な卵も手に入ります。一方で、海風を利用して作る切干しだいこんやひじき、あおさ、かんころなど、乾物に加工した特産品も多数。五島の食材で作る乾物は、安定した食材の供給に重要な役割を果たすばかりか、栄養価も高くなるというメリットがあります。
今回は、これらの乾物を使った献立にしました。「かんころめし」には、郷土食「かんころもち」で生徒たちにもなじみ深い、さつまいもを干した「かんころ」を使用。五島産の米とともに炊き上げました。「三井楽卵の擬製豆腐」には、町内の養鶏場から届く生みたて卵と、にがりを使わない昔ながらの製法で作られた潮豆腐を使い、具材には長崎県産のひじきも入っています。「五島産切干しだいこんの酢の物」は、五島の海風と太陽の光を浴びてうまみを凝縮した、千切りの切干しだいこんを使用。「具だくさん汁」は、五島産のぶた肉と一緒に、たっぷりの野菜を煮込みました。
本校では、毎年3年生がふるさと教育の一環として「G究グルメコンテスト」と題し、地場産物を用いた献立を作り、文化祭で全校生徒や保護者らに投票してもらう取り組みを行っています。今年はSDGsの視点から「干す」加工法に注目し、地元の乾物を献立に取り入れました。事前授業では、郷土の特産物を知るとともに、乾物の保存食としての利点や栄養について学習しました。

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美しい海と青い空、五島市三井楽町の風景です。
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小学校での家庭科の授業
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あえ物室で和え物を和えています。
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下処理は赤と白のストライプエプロン!
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「おいしくな~れ!」愛情込めて作っています。
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外観がお洒落なデザインの三井楽学校給食センター