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14th contest 第14回大会について

第14回全国学校給食甲子園決勝大会

レセプション

翌日の決勝戦を前に選手間の交流
食育談議で盛り上がったレセプション会場

食育授業コンテストを終了した選手らを囲んで、関係者も参加したレセプションが開催され、楽しい懇談の輪が広がりました。翌日に決勝戦を控えてはいるものの、選手たちはみな一様にホッとし、解放感に浸っている様子でした。会場では審査員が選手に質問するなど自由な交流が行われており、あちこちで話がはずんでいました。
挨拶に立った銭谷眞美審査委員長(東京国立博物館館長)は、全国1447の学校・施設から応募があり、第四次までの選考を経て、12チームが選ばれたことを称えました。そして「食育授業コンテストは、いずれのチームもすばらしい授業の内容で、最前列で生徒をやっていると、いつ当てられるかとドキドキしながら審査をいたしました」と語り会場を沸かせました。
続いて香川明夫・審査副委員長(女子栄養大学学長)が、「今日は選手の皆さん、お疲れ様でした。明日もますますがんばってください」とねぎらいと激励の言葉をかけて乾杯し、レセプションが始まりました。

[主催者挨拶]銭谷 眞美・審査委員長

第14回を数える今年は、全国1447の学校から応募があり、第四次までの選考を経て、本日ここに12のチームが選ばれ、明日、優勝校が決まるところまできました。
まずは12の参加校の皆様方に心からお慶びを申し上げます。おめでとうございます。
先ほど開催された食育授業コンテストは、いずれのチームもすばらしい授業の内容で、最前列で生徒をやっていると、いつ当てられるかとドキドキしながら審査をいたしました。地産地消のものを使った給食の授業で、それぞれの地域の様子や、楽しくてためになる内容で、どのチームが勝ってもおかしくない状況でした。
選手の皆様は、この調子で明日の調理もがんばっていただきたいと思います。明日への英気を養っていただきたいと思います。
本日お集りの皆様のお力のおかげで、全国学校給食甲子園大会も第14回目を迎えることができました。ご支援、協力、まことにありがとうございます。

〔乾杯挨拶〕香川 明夫・香川栄養学園理事長、女子栄養大学学長

みなさん、こんばんは。乾杯の挨拶は短いほうがよいので、すぐ終わります(笑)。
今日は選手の皆さん、お疲れ様でした。明日もますますがんばってください。
審査員の皆さんは、今日は腕章をしていましたが、今は赤い花に変えていますので、ご相談があれば声をかけてください。採点の加減はできませんが、声をかけてもらえるとうれしいです。交流を深めましょう。
今日、ご訪問いただいた多くの皆様、本当にありがとうございます。
それではビールの泡が消えないうちに、皆さんの健康とここに集まった人だけの幸せを願って(笑)、 明日もがんばりましょう。乾杯!

〔来賓挨拶〕平山直子・文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長

2020年は、食育基本計画が制定されてから15年目になります。今日、みなさまが地産地消ということで一生懸命いろいろな献立を考えてくださいましたが、全体で見ますと国が掲げた目標をまだ達成できておりません。 2021年に第4次計画を策定することになっていますが、この15年間を通じて、学校に地産地消という考え方が浸透してきたと思います。学校給食甲子園でみなさまが切磋琢磨して授業展開してきたことが学校現場にとって非常に良い刺激となったのだと改めて思いました。みなさまの多くの実践が国の政策に反映できるよう、私たちもいろいろな授業を見させていただき、現場の声も多く聞くように努めてまいります。