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3th contest 2008年 第3回大会

優勝ジンクスの選手宣誓は島根の長島さん

前夜祭のハイライトは、明日の選手宣誓のくじ引きだ。

第1回、第2回と連続して宣誓を行ったチームが優勝した、ゲンの良いくじ。緊張の瞬間だ。

「優勝候補の筆頭」の当たりを引き当てたのは、島根県松江市立八雲学校給食センターの長島美保子さん。どよめきが起こる。

「予感はあったんです。宝くじは当たらないのに不利なものはよく当たるんです。でも優勝につながるならうれしい。明日は正々堂々、精一杯頑張りたい。皆さん一緒に頑張りましょう」と長島さんは落ち着いた口調で大役を引き当てた抱負を話した。

ジンクスは今年も生きるのだろうか。

さらなる地産地消の取り組みを

後援団体の農林水産省の鳩山正仁技術普及課長が「地場産物の活用に日ごろから協力していただきありがとうございます。みなさんの素晴らしい取り組みを聞いていて感動した。これからもさらに地産地消の取り組みを広めていただきたい。明日はベストを尽くしてください」と、全国から集まった選手たちをねぎらった。

市場・全国学校栄養士協議会長が激励

後援している社団法人全国学校栄養士協議会の市場祥子会長が「給食は食の教科書。皆さんの取り組みに感激した。子どもたちのために日々心をこめて作っていることが伝わってきた。明日が楽しみ。頑張ってください」と24人の選手を激励した。

「学校給食のいい話」で前夜祭終了

最後に同じく後援団体の文部科学省学校健康教育課の田中延子・学校給食調査官が「今年は学校給食にとってうれしいことがあった。ひとつは栄養教諭が2000人誕生したこと。二つ目は約50年ぶりに給食法が改正され、食育の推進が明確になった。三つ目は学習指導要領に食育が明記されたこと」と行政担当者としての話をした後、「松江の長島さんはジンクスを破らないように。残りの人たちはジンクスを破るように。皆さん頑張って」と笑いを誘い、約2時間の前夜祭を締めくくった。

この後、選手たちは宿舎のホテルで最後のチェック。期待と少しの不安が交錯しながら夜が更けていく…。

さあ、明日は決勝大会。