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- 2008年 第3回大会
- 決勝レポート
岐阜県多治見市の松原さんと水野さんが優勝!
=準優勝は鹿児島県の榊さん、岩崎さん=
第3回全国学校給食甲子園®(主催・特定非営利活動法人21世紀構想研究会)の決勝大会が11月9日、東京都豊島区の女子栄養大学駒込キャンパスで行われ、熱戦の末、少ない地場産物を工夫した中部・近畿ブロック代表の岐阜県多治見市共栄調理場の松原恵子さんと水野はるみさんのチームが優勝(やきとり・うなぎ・そうざいの株式会社日本一賞)の栄冠に輝いた。
優勝した松原さんは「夢みたいです。多治見に伝わる日本型の食事、食文化を伝えようと献立を立てた。支えてくれた職場の仲間と一緒に取った優勝です」と喜びを語った。
準優勝(味の素株式会社 だし・うま味賞)には九州・沖縄ブロック代表の鹿児島県出水市立米ノ津東小学校の榊順子さんと岩崎由美子さんが選ばれた。
また、女子栄養大学特別賞は、北海道・東北ブロック代表の秋田県横手市平鹿(ひらか)学校給食センターの佐々木景子さんと佐藤美幸さんに決まった。
21世紀構想研究会特別賞は、中国・四国ブロック代表の香川県高松市立国分寺北部小学校の下岡純子さんと間嶋みどりさんに与えられた。
今回は特別に、財団法人学校給食研究改善協会賞が追加され、中国・四国ブロック代表の島根県松江市立八雲学校給食センターの長島美保子さんと宇山宏文さんが選ばれた。
決勝大会に進出した12校・給食センターは入賞の表彰を受けた。
決勝は全国6ブロック代表の12チームが1時間でそれぞれ自慢の給食を調理し、12人の審査委員が調理過程と食味を厳正に審査した。献立は地場産物を使ってその特色を生かし、食育のモデルになるもので、子どもが喜び郷土愛をはぐくむ工夫がされていることなどが要件。今回は北海道から沖縄までの1329校・給食センターが出場し、第1次、第2次、第3次の書類選考を経て、12チームが決勝に進んだ。