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- 2007年 第2回大会
- 決勝レポート
山口県岩国市立東小学校
郷土料理、食材の素晴らしさを
中国・四国ブロック代表の山口県岩国市立東小学校の山田智子さん、中村芳子さんは岩国の美しさをPR。「郷土料理『もぶり』は混ぜるという意味でいろいろな具が入っている。岩国レンコンの独特の歯ざわりとモッチリ感も味わって。みかんはワックスしていない」と、郷土料理、食材の素晴らしさを訴えた。
香川県高松市立国分寺南部小学校
うどんでなく、赤米の古代めしで
中国・四国ブロック代表の香川県高松市立国分寺南部小学校の村井栄子さんは「讃岐うどんで有名な高松ですが、明日はうどんではありません」と笑いを取ったあと、古代米の赤米を使った古代めしやきのこがたっぷりのみそ汁などのメニューを紹介した。「昨年は同じ町の中学校が準優勝しているので、私たちも頑張らないと」と、意気込みを示した。
佐賀市立新栄小学校
私たちも“がばい旋風”を
九州・沖縄ブロック代表の佐賀市立新栄小学校の百武(ひゃくたけ)裕美さん、益田久美子さんは、地元の県立佐賀北高校の甲子園優勝にあやかった特別献立「夢と感動をありがとう献立」を紹介。「勝ってうれしい、食べて美味しい給食をチームワークで頑張ります。手ぶらでは帰れません」。百武さんは昨年の決勝にも出場。佐賀北高校にあやかりたいところだ。
長崎県西海市立大瀬戸学校給食共同調理場
子供たちの応援背に、たこめしで
九州・沖縄ブロック代表の長崎県西海市立大瀬戸学校給食共同調理場の神林光子さんは「地元のお年寄りが作った食材も活用し、60%が地元食材。ここのタコは高級品で、これを使った料理をたくさん給食から発信してきた。たこめしもその一つ。決勝出場で子供たちが『目指せ 日本一』と壮行会を開いてくれた」と、感動的なエピソードを紹介した。
言葉は柔らかいが、12チームとも互いに一歩も譲らない。新鮮で美味しい食材を作ってくれている地域の人たちの期待。子どもたちの「食」を担っている誇り。そして何よりいつも食べてくれている子どもたちの熱い声援があるからだ。