加賀野菜のシンボル「ベジタン」も応援だ

甲信越・北陸ブロック代表の金沢市学校給食西南部共同調理場の安嶋まなみさん、三輪恵子さんは加賀野菜のアイドル、「ベジタン」と一緒の出場。実物のキュウリなどを見せながら、メニューを紹介し、「加賀野菜をふんだんに使った料理にした。郷土料理のじぶ煮のカモの代わりに甘エビを使った。ゼリーも自慢の１品です」とパフォーマンス。

派手ではないが心のこもった給食を

同じく甲信越・北陸ブロック代表の福井県坂井市立三国学校給食センターの越桐由紀子さんは、「海、山、平野に囲まれたのどかな地域だが、実は食育を始めた人物のふるさとでもある。今日の料理のような派手さはないが、地元の食材の良さを活かした心のこもった給食を心がけている」と静かな闘志を見せた。

子どもに伝わる感謝の気持ち

中部・近畿ブロック代表の岐阜県中津川市立西小学校の山本弥生さんは、「心のつながりのある、温かい給食を作りたいと思っている。郷土への感謝の気持ちを持ってほしいからだ。子どもたちから『地元の人たちが苦労して作ってくれているから、残せない』という感想が寄せられている」と、心のこもった給食作りが発表された。

赤こんにゃくの変身に期待を

中部・近畿ブロック代表の滋賀県守山市立守山小学校の廣田美佐子さん、井上宏子さんは、手づくりの食育カルタを基にメニューを紹介した。「郷土の味をお見せしたい。ここにしかない『赤こんにゃく』が明日どのように変身するか。お楽しみに」。明日は校長、教頭も応援に駆けつける。