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- 2023年 第18回大会
- 食育授業コンテスト
18th contest第18回大会について
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食育授業コンテスト最優秀賞(キッコーマン賞)は新潟県の佐藤美春・栄養教諭へ
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山上望・文部科学省・食育調査官から最優秀賞(キッコーマン賞)を授与された佐藤美春先生
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受賞の喜びを語る佐藤先生
日本一楽しくためになる食育授業を行って食育授業最優秀賞を授与されたのは新潟県村上市の佐藤美春先生でした。佐藤先生は、甲信越・北陸ブロック代表として食育授業に出場した先生で、決勝大会12代表以外から最優秀賞が出たのは、昨年に続いて二度目です。
授業は小学3年生の国語科と関連付けたものであり、話し方が明快で活気が感じられるとして審査委員から高い評価を受けました。目線や声の高さ、表情、説明の速度も適切であり、授業の導入部分で3種類の大豆を紹介する際、現物大豆の音を聞かせて子どもたちの興味を駆り立て、食品の生産から調理加工まで村上市の風土をにじませながらわかりやすく説明していました。まさに給食を生きた教材として活用している事例であり、献立を通じて食材や産地についての指導目的(目標)に沿って、丁寧に説明していることが高く評価されました。
受賞した佐藤美春先生は「日ごろから給食を通じて地域の良さを学んでもらいと気持ちを込めて指導をしています。その願いを込めた食育授業が認められ、評価されたことを大変嬉しく思います」と受賞の喜びを語りました。
山上審査委員から「地元の食材をうまく活用し、生産者らと連携した様子を楽しく授業しており、栄養教諭の専門性を十分に発揮した素晴らしい内容でした」とのコメントがありました。
キッコーマンの中島みどりさんからは「最優秀賞の佐藤先生はもちろん、すべての出場した先生方に敬意を表します。子どもたちはいつになっても思い出してくれるような授業に感動しました」と語りました。 -
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