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18th contest第18回大会について

  • 甲乙つけにくい作品ばかり 審査委員もうれしい悩み

    全国からの12代表がつくりあげた色鮮やか献立が、審査委員の先生方の前に並びました。食味審査の開始です。 審査は、料理の食味だけでなく、調理の手際、調理器具の使い方、チームワーク、そして衛生管理状況などについても目配りして行われます。それぞれの領域のプロが審査委員となっており、採点表も細かく項目分けされています。
    食味審査は、毎回、審査委員らを悩ませます。決勝大会まで残ったチームの給食は、いずれもおいしく色鮮やかで、栄養価も申し分ありません。差がつけきくいのです。どこに注目すればよいのか、審査委員の悩みはつきません。
    「どのチームも一品一品の味を特徴づけてあって、変化に富む献立づくりをしていますね。ソースをうまく用いて、特徴を出している料理が多い印象です」と、三好恵子・女子栄養大学短期大学部教授が語れば、長谷川芳樹・21世紀構想研究会理事も「どれも美味しくて・・・。もう少し差があれば審査もしやすいのですが」と、困惑ぎみに話されていました。

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