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- 2014年 第9回大会
- 決勝レポート
閉会式
選手たちの熱闘も終わり、今年の大会も閉会式を迎えた。
決勝大会進出の12校・施設は、入賞の表彰状とスポンサーから提供された副賞、記念品を授与された。
部門賞と優秀賞の発表の後、特別賞、準優勝、優勝の発表となる。
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- 優秀賞(タニコー賞) …調理機器の有効活用に優れている… 鳥取県 三朝町調理センター
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- 優秀賞(東京ガス賞) …味のバランスが優れている… 宮崎県 延岡市立上南方小学校
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- 優秀賞(藤江(ふじのゑ)賞) …調理技術に優れている… 神奈川県 横浜市立上寺尾小学校
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- 優秀賞(ヤクルト賞) …栄養のバランスが優れている… 広島県 呉市立白岳小学校
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- 牛乳・乳製品部門賞 …牛乳・乳製品を使用した優れた献立…青森県 青森市小学校給食センター、 兵庫県 朝来市和田山学校給食センター
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この賞は、決勝大会出場校・施設だけではなく、全応募2,157校・施設の中から、2施設が選出された。
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- 女子栄養大学特別賞 富山県 高岡市学校給食石瀬共同調理場
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- 特定非営利活動法人21世紀構想研究会特別賞 福井県 福井市大東中学校
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- 準優勝(サラヤ賞) 東京都 文京区立青柳小学校
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- 優勝(味の素KK だし・うま味賞) 秋田県 藤里町学校給食センター
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- 栄養教諭・津谷 早苗さん
- 「この大会に出られるだけでもすごくありがたいことだと思っていたのに、まさかこのようなすばらしい賞をいただけるとは思っていませんでした。
普段から地域の生産者の方、そして街の加工業者の方に、日々協力していただき、支えられているのだなと、改めて感じることができました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この献立には、秋田の郷土料理、藤里町の食材をふんだんに取り入れました。
悩みながら、考えながら、当日、力を十分に発揮できるようにと、調理員の方と一緒にがんばってきました。
その成果がこのような形に出たので本当にうれしく思います。
普段子ども達がなかなか気づかない、藤里町の良さ、すばらしさ、豊かな自然と食材に恵まれているのだといこうとを、伝えていけたらと思います。
本当にありがとうございました」
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- 調理員・桂田 尚子さん
- 津谷先生のお陰でここまで連れてきていただけました。
この大会の出場が決まった時、町のみんなが協力してくれて、今、みんなの顔が思い浮かびます。
早く帰って報告したいと思います」
津谷さんと桂田さんは、涙に声を何度も詰まらせながら想いを語った。
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これは、子ども達や、たくさんの生産者さんの想いのお陰だと思います。
東京のような都心でも、これだけ食育で伝えられる事があるということを、できるだけ表現したつもりです。
優勝でないのは残念ですが、まだ勉強中の身なので、もっともっとがんばれよ、という意味なのだと思います。
まだ子ども達のためにできること、伝えられることもあるということなのだと思いました。
もっともっと精進して、おいしい給食、すてきな食育を子ども達に伝えていきたいと思います。
本日は本当にありがとうございました」
私達二人の力ではなく、たくさんの方々から応援をいただき、本当に助けられてここまできました。
感謝の気持ちでいっぱいです。悔いなくできました」
文京区立青柳小学校は、昨年の優勝校。惜しくも連覇は逃したものの、準優勝という見事な賞に輝いた。