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- 2010年 第5回大会
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代表者紹介
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- 佐賀県
嬉野市塩田学校給食センター
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- 所在地
- 佐賀県嬉野市塩田町大字馬場下甲1058番地
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- 施設名
- 嬉野市塩田学校給食センター
- 学校栄養職員
阿部 香理(かおり) - 調理員
光武(みつたけ) きよみ
和泉式部の旅立ち見送った
「うったち汁」は卒業式前の恒例給食
「安全でおいしい給食を」にこだわり、地元産のヒノヒカリを玄米でJAから購入し精米、炊飯をしている。また、市では、児童・生徒に地域農林水産業に興味、関心を持ってもらうため、「うれしの産うまかもん給食」を実施、子どもたちに食材の紹介や生産者の紹介をしている。
佐賀県は日本茶栽培の発祥の地。八十八夜の日には、うれしの茶の茶祖・吉村新平への感謝と功績をたたえた「献茶祭」が行なわれる。給食では家庭から寄せられたメニューも活かし、お茶ごはん、お茶豆、カテキン揚げなどを作っている。
うったち汁は、和泉式部が都へ旅立つときに、養父母が食べさせて見送ったという伝説がある郷土料理。だしにくじらを使うことで独特の風味がある。塩田の方言で「うったち」とは「旅立ち」の意味で、卒業式前には恒例の給食になっている。