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4th contest 2009年 第4回大会

選手宣誓は和歌山・高橋さんに決定

明日の選手宣誓を決めるくじ引きが行われた。壇上に代表12人が並んだ。一斉に開いたくじの当たりを引き当てたのは、和歌山市立有功(いさお)小学校の高橋啓子さんだった。「当たったようなもので 明日は優勝ということでがんばらせていただきます」と高橋さんはくじ運を信じての一言を述べた。

後援の農水省からねぎらいの言葉

後援団体から激励とねぎらいの言葉が寄せられた。まず農林水産省生産局技術普及課長の代理で高橋周子課長補佐が「学校給食で地域の物を継続的に使っていくのは大変なことでご苦労されていると思う。これからも積極的に活用していってほしい。地産地消は食育の効果ばかりでなく地域の生産者にとっても大きな励みになっている」と、地場産品の活用が進むことに期待を寄せた。

全国学校栄養士協議会の市場会長が励まし

社団法人全国学校栄養士協議会の市場祥子会長が「選手のプレゼンを聞いていて、子どもたちのことを思って日々一所懸命給食を作っておられることが伝わり、胸が熱くなった。若者の食育が問題にされているが、皆さんの心のこもった給食を食べていたら、生涯役に立つ食育が身に付くだろうと思った」と温かい励ましの言葉を述べた。

文科省の田中学校給食調査官が審査方針を説明

最後に後援団体でもある文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課の田中延子・学校給食調査官が、給食行政の現状や明日の審査のルールなどを説明、「給食への応援を増やしたいと仕事をしているが、この大会はぴったり。栄養教諭制度が導入されて、欠食率も著しく下がった。食育の効果が出てきているのだと思う。明日は厳しく衛生管理面もチェックするはずだ。準備が重要で最後まで諦めずに」と“仲間”の健闘にエールを送り、約2時間の前夜祭を締めくくった。