学校再開及び給食再開に対し、常総市学校健康教育部養護教諭部会の先生方の協力をもとに、「学校給食対応マニュアル」の資料を作成しました。
学校給食対応マニュアルでは、準備から片付けまでの流れやおう吐時の対応について職員と児童・生徒に分けマニュアルを作成しました。
■準備
・職員
石けんでの手洗い・手指消毒を行う。
身支度を整える。
児童生徒のへの身支度(白衣・帽子・マスクの着用),石けんでの手洗い・手指消毒の指示。
配膳台の消毒。
教室の換気(少し隙間を開ける)
・児童・生徒
机の上を片付け,きれいにする。
トイレをすませ,全員石けんで丁寧に手を洗う。手指の消毒を行う。
給食当番は身支度を整える(清潔な白衣・帽子,マスクの着用)。
配膳室に給食を取りに行く際に,間隔をあける。
■配膳
・職員
給食当番も受け取る人も会話をしないように指導する。
給食当番が配膳する際に,食べ物に直接触れないように指導する。
・児童・生徒
話をしないで静かに配膳をする。
なるべく素手で食べ物に触れないように気を付ける。
受け取る人は,前の人と間隔をあけて並ぶ。
■喫食中
・職員
児童・生徒と対面にならない位置で食べる。
食事中はマスクを外して給食を食べるため,咳エチケットができるように,机の上に給食用タオル又はハンカチ等の用意をさせる。
静かに食べるように指導する。
おかずの交換をしないように指導する。
・児童・生徒
座席は前向きで座る。
咳エチケットができる様に,机の上に給食用タオル又はハンカチ等を用意する。
待っている間は,本などを触るのも控える。
静かに口を閉じて食べる。
友達の邪魔はしない。
おかずの交換はしない。
■片付け
・職員
下記の通り指導する。
・牛乳パックは,洗わずに小さくたたみ,No.15のビニール袋に入れる。
・ストローや不燃のゴミ(パンやめんの袋等)は,№12号のビニール袋に入れる。
・ごはんの容器は,空のものも中身が入っているものも,ふたをしたまま戻す。
・パンとめんの残菜は,№15のビニール袋に入れる。
・残菜は,入っていた缶に静かに戻す。(汁が飛沫しないように)
・配膳台の消毒。
・児童・生徒
牛乳パックは,洗わずに小さくたたむ。
個別に会話をしないで片付ける(班ごとに片付けない)。
残菜は,入っていた缶に静かに戻す。
配膳室に給食を戻す際は,間隔をあける。
■嘔吐時
・職員
嘔吐したらすぐに報告するように指導する。
嘔吐のあった場所に近づかないように指導する。
1人で対応が難しい場合は,他の先生(養護教諭等)を呼ぶ。
嘔吐した食器やトレーは,他の児童・生徒の物と別にし,学校で廃棄する。
嘔吐物は,食缶に戻さずに処理する。
嘔吐した場所は,消毒し換気をする。
嘔吐した児童の健康観察をする。
・児童・生徒
嘔吐した際には,必ず先生に報告する。
嘔吐した児童・生徒以外は,嘔吐のあった場所に近づかない。
嘔吐した児童・生徒は,体調がすぐれない場合は保健室に移動する。