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- 2016年 第11回大会
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代表者紹介
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宇治田原町立学校給食共同調理場
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- 所在地
- 綴喜郡宇治田原町緑苑坂55番地の3
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- 施設名
- 宇治田原町立学校給食共同調理場
栄養教諭
山西 奈津子さん
調理員
井山 陽子さん
町産や府産の食材を使用した「うじたわらの日の献立」を年に3回実施しています。緑茶発祥の地である本町では、お茶を使った献立「茶ッピーランチ」を、月に1回提供しています。今回の献立は町制施行60周年を記念して、この2つの特別献立を組み合わせて考えたものです。町内産の煎茶を水出しして炊いた「茶の香ごはん」は、お茶の苦みに慣れていない児童でも食べやすい一品です。「茶の葉ふりかけ」は、水出しした茶葉を捨てずに、じゃこやごまなどカルシウムを多く含む食材と一緒に炒ってふりかけにします。特産品である古老がきはそのまま給食で提供することが難しいため、ペースト状にしてたれを作り「とりの古老がきだれ」にしました。「宇治田原野菜のかき酢和え」は、地場産物の原木しいたけ、みずな、にんじん、だいこんを使い、渋柿で作った柿酢を加えて味つけをしました。「茶汁」は農作業時の昼食に野外食されてきた郷土料理で、町内産のみそを使っています。茶の風景に欠かせないかきをデザートにしました。 宇治田原町の各小学校には学校茶園があり、総合的な学習の時間で茶文化や茶産業について学んでいます。