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- 2008年 第3回大会
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代表者紹介
- 中部・近畿ブロック
- 兵庫県
宍粟市立一宮学校給食センター
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- 所在地
- 兵庫県宍粟市一宮町閏賀4番地
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- 施設名
- 宍粟市立一宮学校給食センター
- 田路 永子
- 秋田 美智子
兵庫の恵みに感謝、米、大豆、小麦は
独自に栽培、ズワイガニも食材に
兵庫県の中西部に位置する宍粟市は17年に4町が合併して生まれた新しい市だが、この地域は古くは「播磨国風土記」にも登場する歴史と伝説のふるさと。千メートル級の山々がそびえ、豊かな美しい自然が広がっている。子どもたちにはこうした故郷の恵みのすばらしさを伝えていきたいと考え、毎日の給食に地場産物を使っている。
日本海側では松葉ガニの別名を持つズワイガニの棒肉を使う「かに寿司」は、漁が終わる2月の献立にしている。昆布を入れて炊き上げた本格派のすし飯に、少し甘辛い味をつけたかに肉とれんこん、しいたけなどを混ぜる。子どもたちが楽しみにする1品だ。初春に出回る3年もののいかなご(ふるせ)は瀬戸内海の恵み。米、大豆、小麦は地元JAの協力で学校給食用に独自に栽培してもらっている。けんちん汁は11品目中ごま油とかつおぶし以外全部地場産である。