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- 2006年 第1回大会
- 決勝レポート
大会前日、代表12校、女子栄養大学に集結
(11月4日)
甲子園球場に高校球児を迎えるのと同じだった。「栄冠は君に輝く」のメロディにのって前夜祭のレセプションは始まった。
全国1514校・施設参加の第1回「全国学校給食甲子園」。決勝大会を翌日に控えた11月4日午後、全国6ブロックの代表12校・施設の選手24名が会場の東京・駒込、女子栄養大学に集合した。
調理機器の点検、食材の搬入等を行った後、夕方から始まったレセプションには、後援、協賛、協力をお願いした団体、企業のみなさんや報道関係者等が出席。冒頭のメロディと暖かい拍手のなか選手入場となった。
女子栄養大学、香川学長の挨拶と乾杯
主催者・特定非営利活動法人21世紀構想研究会を代表して理事長の馬場錬成・東京理科大大学院教授が歓迎の挨拶、ついで立った実行委員長、辻村哲夫・東京国立近代美術館長が選手を激励した。乾杯の発声は、決勝大会に施設の提供をしていただいた女子栄養大学、香川芳子学長。
同学長の物静かな語り口が、ちょっぴり緊張していた会場の空気を和ませ、「乾杯!」を皮切りに笑顔が拡がり、「今宵限りは勝負を忘れて」とばかりに出場者同士の交流の輪も。同大学内にあるレストラン、松柏軒の関東の地場産物を使った美味しい料理に舌鼓を打った。
息もぴったりの決意表明に参加者一堂笑いの渦に
宴もたけなわとなったころでメーンイベント。各校・施設出場者による決意表明である。12チームいずれも味のあるスピーチであったが、なかでも目を引いたのが中国・四国地区代表、島根県江津市立桜江学校給食センターの山田菜穂子さんと舩津里子さん。地元や学校給食の特色をイラストで描いたスケッチブックを使って紹介、会場を笑いの渦に巻き込んだ。
いつ練習したのだろうか?
息もぴったりの決意表明に
参加者一堂笑いの渦に。
当たって欲しい?選手宣誓。 甲信越・北陸ブロック代表、埋橋さんが引き当てる
続いて行われたのが翌日の選手宣誓者を決めるくじ引き。甲信越・北陸代表、長野県長谷学校給食共同調理場の埋橋惠美さんがひき当て、ご本人は「どうしよう。今晩は眠れないわ」。
たくさんの笑いのなか、「明日の健闘」を誓って集いは幕を閉じた。
当たって欲しい?選手宣誓。
甲信越・北陸ブロック代表、
埋橋さんが引き当てる。