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- 2006年 第1回大会
- 決勝レポート
優勝(焼き鳥・うなぎ・惣菜の日本一賞)
長谷学校給食共同調理場 埋橋惠美さんの喜びの声
1時間の調理時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、いつも調理しているときとまったく同じ手順、同じ気持ちで取り組んでいました。松本ひろみさんと声を掛け合って作業の確認をしながら進めていたのですが、夢中でしたから何も覚えていません。
優勝といわれたときは信じられず、夢を見ているようでした。選手宣誓と優勝の両方を実現できて、本当に我ながらドラマチックだなあと思いました(笑)。
給食は出来上がったときに味見をしたのですが、もう1時間の調理で精魂使い果たしたようになり、味については自信ありませんでした。でもすべてが終了してから出来上がりを食べてみたら、いつものようにおいしかったのでほっとしました。
「まさか優勝するとは思いませんでした。夢のようです」
優勝カップを手にして
感激の挨拶をする
埋橋惠美さん(左)と、
思わず涙ぐむ松本ひろみさん
表彰式後、メディアの取材を受ける
地元で大フィーバーになった優勝献立
埋橋惠美さんと松本ひろみさんが優勝カップを持ち帰ると、地元の長野県伊那市では大フィーバーになった。
おめでとうの声が殺到し、同時に地元マスコミが大勢取材に押し寄せた。新聞、テレビでも紹介され、埋橋さんによると「一躍、時の人になっちゃいました」と言う。
伊那市ではさまざまな行事に「優勝献立」として紹介したり、試食会を開くことを計画しており、11月18日に開催する「食の感謝祭」でも優勝献立を作って試食することになった。
また農業団体などでは、県外で地場産物のPRをするときには格好の話題になるので早速、優勝献立を広く紹介したいとしている。伊那市長も出席した「優勝献立報告・試食会」も開催するなど、市をあげてこの優勝に沸いている。
準優勝(味の素KK だし・うま味賞)
高松市立国分寺中学校 三宅律子さんと宮崎茂美さんの話
この大会は、思っていたよりも大きな華やかな大会で驚きました。出場して改めて香川県代表で出場したことを自覚して緊張しました。
どの代表校も工夫を凝らした献立でした。それに比べて私たちは地味な献立だったので、まさか準優勝になるとは思ってもいませんでした。
発表を聞いたときに、すごく嬉しく思いました。大会に出場するまでの準備が大変でしたが、決勝大会に出て本当に良かったと思います。来年以降も挑戦したいと思います。
帰ってきてからは地元の新聞、テレビ、ラジオなどで報道され、たくさんのお祝いメールをいただきました。有難うございました。
惜しくも準優勝となった
香川県高松市立国分寺中学校の
三宅律子さん(左)と宮﨑茂美さん