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Gallery資料

認定NPO法人21世紀構想研究会・第4回食育シンポジウム(オンライン)
「減塩献立に取り組む学校給食現場」
~その課題と普及・啓発の展開を探る~

食育の根幹に位置する学校給食は、児童・生徒の栄養・健康管理のために、ますます重要な教育施策になってきました。2021年一部改正の学校給食摂取基準では、塩分摂取基準がさらに厳しくなり、現場の学校栄養士の大きな課題になっています。シンポジウムでは健康の視点から「なぜこんなに減塩をしなければいけないの」をテーマに、減塩に取組む学校給食献立の工夫や課題について健康の視点からみなさんと考える機会にしたいと思います。

  • チラシDL
    チラシのダウンロードはこちらからお願いします
  • 主 催
    認定NPO法人21世紀構想研究会・全国学校給食甲子園事務局
  • 日 時
    2022年3月26日(土)午後4時~同6時
  • 開催型式
    ZOOMオンライン、参加費無料
  • お申し込み
    参加希望者は、お名前、ご所属、メールアドレスの情報を入力してメール(info@kyusyoku-kosien.net)
    またはFAX03-6447-5902でお送りください。
    開催日1週間前にZOOM視聴の・URLをお知らせします。
    もしくは下記サイトよりお申し込みください。
    https://peatix.com/event/3175159
  • 開催要項
    (敬称略)
    モデレーター
    香川明夫(学校法人香川栄養学園理事長 女子栄養大学学長)
    パネリスト
    (医師)香川靖雄(女子栄養大学副学長、自治医科大学名誉教授)
    (現場)小神野あや子(茨城県土浦市立神立小学校 栄養教諭)
    (現場)武方美由紀(愛媛県西条市立西条小学校 栄養教諭)
    コメンテーター
    (医師)朝倉敬子(東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野准教授)
    (ゲスト)井上美香(キッコーマン食品株式会社プロダクト・マネジャー室しょうゆ・みりんグループ マネジャー)
    司会
    馬場錬成(認定NPO法人21世紀構想研究会理事長)
  • タイム
    スケジュール
    開会挨拶
    モデレーター挨拶
    キーノートスピーチ:香川靖雄先生20分
    現場からのレポート:栄養教諭・小神野先生10分(減塩献立の取組み。日常的に苦労して献立作成している現状報告など。減塩を視点にした取組みなど)
    現場からのレポート:栄養教諭・武方先生10分(減塩献立の取組み。日常的に苦労して献立作成している現状報告など。減塩を視点にした取組みなど)
    休憩後にパネル・ディスカッション50分

ディスカッションの展開

・なぜ学校給食の摂取基準でこんなに厳しく設定しているのか・生活習慣病と塩分の関係
・幼少からの食生活で塩分が重要な生活習慣病予防になっているのか
・塩分摂取量と平均寿命の関係(寒い地域での脳卒中が多い、地域差がある)
・日本は肥満児出現が小さい・塩分摂取量と関係あるか
・企業から「Less salt(= 塩を減らす)」の取組み・家庭料理の減塩戦略は?・・・・

  • ①香川 靖雄 (女子栄養大学副学長、自治医科大学名誉教授)

    1932年うまれ、東京大学医学部医学科卒業、米国Cornell大学生化学分子生物学客員教授、自治医科大学生化学教授歴任後、現在、女子栄養大学教授、副学長。
    専門は、人体の生体エネルギー学、生化学分子生物学、栄養生化学など。文部省学術審議会専門委員(組換えDNA、遺伝子治療など)、日本生化学会元副会長、日本遺伝子治療学会元会長、内閣府元高齢者対策委員、文科省元医学視学委員などを歴任。主な著書に、「ゲノムビタミン学」(建帛社2008)、「時間栄養学」(女子栄養大学出版、2009)など。趣味は、短歌、水泳、鉱物収集。

  • ②小神野 あや子 (茨城県土浦市立神立小学校 栄養教諭)

    学校栄養職員として採用された後,栄養教諭となる。1万食を超える大規模給食センターから500食の自校給食までいろいろな規模の学校給食に携わる。現在,「教育は平等に」をモットーに指導担当校7校全学級に年1回の食育授業を実施することを目標に食育に取り組んでいる。子ども達の「給食美味しかったよ」の言葉が一番のよろこび。

  • ③武方 美由紀 (愛媛県西条市立西条小学校 栄養教諭)

    学校栄養職員・栄養教諭としての勤務年数は44年になる。西条市では栄養教員部会で「げんきアップ!おうえんたい」を結成し、「みそ汁でつなぐ食の未来~人生100年時代~」をテーマに、麹から手作りするみそ作りを通して市内全域で食育活動をおこなっている。現在も地産地消や食品ロス削減等、持続可能な「食」を目指すとともに、和食文化を次世代に継続するための食育活動を絶賛展開中!

  • ④朝倉 敬子 (東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野准教授)

    慶應義塾大学医学部を卒業後、内科医として勤務。2006年に慶應義塾大学大学院医学研究科卒業後、同大学衛生学公衆衛生学教室で社会医学領域の研究を開始。2009-10年ハーバード公衆衛生大学院に留学、公衆衛生学修士号取得。2012年より東京大学大学院医学系研究科社会予防疫学分野にて栄養疫学研究に従事。2016年より東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野准教授(現職)。「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会ワーキンググループ構成員、令和2年度学校給食摂取基準策定に関する調査研究協力者会議委員。

  • ⑤井上 美香 (キッコーマン食品(株)プロダクト・マネジャー室しょうゆ・みりんグループマネジャー)

    1999年キッコーマン(株)に入社。営業部門などを経て2013年に現在のプロダクト・マネジャー室に着任。家庭用しょうゆの商品企画、マーケティングを担当ののち、2019年より、現職の家庭用しょうゆ事業のマネジャーを務める。日本人にとって身近な「しょうゆ」について、よりおいしい減塩・低塩しょうゆの開発や、おいしく塩分を控えられるレシピ発信等の取り組みを通じ、お客様の健康課題解決の一助となることを目指している。

  • モデレーター 香川 明夫 (学校法人香川栄養学園理事長 女子栄養大学学長)

    埼玉県公立小学校教諭を経て、女子栄養大学短期大学部・こども食育学研究室 教授、女子栄養大学・同短期大学部学長、香川栄養学園理事長。
    日本食育学会、全国栄養士養成施設協会、日本ガールスカウト連盟などの理事・監事・役員、全国高校生食育王選手権大会・審査委員長を務めている。
    主な著書に「栄養教諭は何か」(女子栄養大学出版部、2005)、「栄養教育実習ノート」(医歯薬出版、2008)「栄養教諭論―理論と実際」(建帛社三訂版、2009)、「栄養教諭、学校栄養職員のための 食育実践マニュアル」(月刊学校給食)など。

【オンライン参加にあたっての注意点】 (必ずご一読ください)

オンラインミーティングツール「Zoom」を使用して行います。
開催日程が近づきましたら、当日のオンライン講義のURLをお送りいたします。事前に「Zoom」のインストールをお願いいたします。
→使い方:https://hashikake.jp/articles/how-to-zoom-ep01

当日は以下の環境を整えてご参加ください。
①使い慣れたPC・タブレット・スマホ
②安定して速度のあるインターネット回線への接続
③雑音が少なく話しやすい静かな場所