• HOME
  • 2023年 第18回大会
  • 予選第三次審査講評

18th contest第18回大会について

第三次審査講評

6ブロック23代表を選定しました

選定されたブロック代表一覧はこちらにあります

三次審査で6ブロック23代表を選定

三次審査は、二次審査を通過した59都道府県代表の中から審査した結果、6ブロックの代表として23代表を選定しました。
これで全応募数1,079から三次までの審査で23まで絞り込まれました。

選定された23代表の県、施設名、施設長、学校栄養士(栄養教諭、学校栄養職員)受配校、献立名は別表の通りです。

二次審査通過までは、応募数の多い県はそれに比例して通過件数も多く出ていました。三次審査でも応募数の多い岩手、茨城、新潟、長崎県は複数の施設が選定されました。 一方で中部・近畿ブロックは審査の結果、ブロック代表として3代表にとどめました。ブロック代表として審査の基準を超えている代表がなかったために1つ減数としたものです。各ブロック4つと割り当てで選定したものではなく、あくまでも献立内容などをもとに選定した結果です。

「食育授業コンテスト」(給食の時間における5分間指導)は、第三次審査に選定された23代表が参加できる出場枠となります。

ブロック別で選定された県は次の通りです。

ブロック 通過した県名
北海道・東北 北海道、青森、岩手(2)
関東 茨城(2)、埼玉、千葉
甲信越・北陸 新潟(2)、石川、長野
中部・近畿 岐阜、静岡、奈良
中国・四国 岡山、徳島、香川、愛媛
九州・沖縄 佐賀、長崎(2)、鹿児島
合計 19県・23代表

ここまでの審査で選定されたブロック別の通過件数は次の通りです。

ブロック 応募数 一次通過 二次通過 三次通過
北海道・東北 93 19 8 4
関東 131 42 9 4
甲信越・北陸 272 50 11 4
中部・近畿 152 28 10 3
中国・四国 264 39 12 4
九州・沖縄 167 24 9 4
合計 1079 202 59 23

審査委員会の全体講評

第三次審査を通過した施設・学校は、すでに一定の献立基準を満たしています。それを基礎基準とし、さらに次のような内容について審査しました。

①地場産物が有効に生かされているか
②献立の食材の活用、料理のネーミングに工夫があるか
③彩りが美しくおいしそうであるか
④日常的に給食と食育がつながっている取り組みがうかがえるか
などの内容を厳正に精査する審査となり、この条件を満たしたところが通過校となりました。

全体的に主食、主菜、副菜、汁物の形態も整っており、食育の効果的な教材として期待できる内容であると感じました。三次審査では、アピールシートに書かれたアピールポイントA・Bの内容も審査対象として重視しました。
※アピールポイントAは献立の特色と地場産物の活用等
※アピールポイントBは応募した献立を用いて食に関する指導を行う際の内容や課題、今後の展望等

三次審査では特徴として2つの点が挙げられました

1点は一次審査から二次審査まで、厳しい審査を乗り越えてきただけに、優劣つけがたい給食献立が残りました。そのなかでも応募数が多い県については、全体的なレベルが高く岩手、茨城、新潟、長崎の4県から、複数のブロック代表が選定されました。

2点目は、本来6ブロック各4校(施設)の合計24施設が勝ち残ることになっていますが、三次審査基準に合致する施設が少なかった中部・近畿ブロックについては、4校選定のところ3校にとどめました。

今後、留意してほしい点

・写真の撮り方(きれいに鮮明だと三次・四次審査では優位になることがある)
・配膳の仕方(食器の並べ方が定型でないところがあった)
・教材化を意識した献立(アピールシートの内容が少なかった)
・デザートは既製品を安易に使用しない。ただし、栄養教諭等の組織が学校給食会や企業等と提携して開発製造したものであれば可。その旨を献立表やアピールシートに記述すること。

3次審査までの経過報告

応募された献立が1次から3次まで通過した経過を都道府県別に一覧表にしましたので発表します。

都道府県 応募数 一次通過 二次通過 三次通過
1 北海道・東北 北海道 5 1 1 1
2 青森県 5 2 1 1
3 岩手県 53 11 2 2
4 宮城県 11 1 1 0
5 秋田県 3 1 1 0
6 山形県 13 2 1 0
7 福島県 3 1 1 0
8 関東 茨城県 73 26 3 2
9 栃木県 20 3 1 0
10 群馬県 4 1 1 0
11 埼玉県 9 4 1 1
12 千葉県 5 4 1 1
13 東京都 5 2 1 0
14 神奈川県 15 2 1 0
15 甲信越・北陸 新潟県 112 27 4 2
16 富山県 23 5 1 0
17 石川県 25 6 1 1
18 福井県 25 5 1 0
19 山梨県 3 1 1 0
20 長野県 84 6 3 1
21 中部・近畿 岐阜県 4 4 1 1
22 静岡県 31 5 1 1
23 愛知県 50 5 2 0
24 三重県 12 1 1 0
25 滋賀県 0 0 0 0
26 京都府 5 3 1 0
27 大阪府 2 1 1 0
28 兵庫県 5 1 1 0
29 奈良県 39 7 1 1
30 和歌山県 4 1 1 0
31 中国・四国 鳥取県 1 1 1 0
32 島根県 17 2 1 0
33 岡山県 53 10 2 1
34 広島県 4 1 1 0
35 山口県 17 3 1 0
36 徳島県 41 7 1 1
37 香川県 63 10 2 1
38 愛媛県 50 4 2 1
39 高知県 18 1 1 0
40 九州・沖縄 福岡県 3 1 1 0
41 佐賀県 19 6 1 1
42 長崎県 58 7 2 2
43 熊本県 9 1 1 0
44 大分県 15 1 1 0
45 宮崎県 19 1 1 0
46 鹿児島県 41 6 1 1
47 沖縄県 3 1 1 0
合計 1079 202 59 23

第4次審査による決勝大会出場校・施設の選定発表は10月26日の予定です。