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16th contest第16回大会について

第二次審査講評

選定された52代表一覧はこちらにあります

二次審査で52の都道府県代表を選定

第16回全国学校給食甲子園審査委員会は、応募数1355件の中から1次審査を通過した247件を対象に2次審査を行い、52の都道府県代表を選定しました。

52代表となったのは、県によって2つ以上の選定があったからです。

複数代表を出した県は次の通りです。

都道府県 応募数 一次通過 二次通過(都道府県代表)
新潟県 134 31 3
長崎県 117 9 3
茨城県 77 20 2
長野県 80 5 2
香川県 75 16 2
愛媛県 61 8 2

複数代表は、いずれも県の同列代表と位置付けられており優劣はありません。また応募数が少ない都道府県でも、代表とするにふさわしい献立内容であれば問題がないので、都道府県代表として選定されました。

審査委員からの講評

学校給食摂取基準が引き続き改訂されたため、献立作成のハードルはさらに高くなりましたが、1次審査通過校から2次審査となる都道府県代表を選定する作業は、いずれも一定の基準を満たしている中から選ぶということで、審査委員を悩ませました。
審査の過程で、ハードルの高い減塩への取り組みはさらに浸透してきたように感じました。カルシウム・鉄・食物繊維等の栄養素はとりにくく、中学校においては特にとりにくいのですが、中学校、高校からの応募もあり、2次審査通過校に残る優れた献立も見受けられ、大変良かったと思います。

各都道府県における応募数60校以上においては2校、100校以上においては3校を都道府県代表としました。特に新潟県の1次審査を通過した31献立は、献立の工夫、写真のイメージ、アピールシートに記載された献立のねらいや食育指導の内容など、いずれもレベルが高く、絞り込みに審査委員を大変悩ませました。
その結果、2次審査通過校として52校を選定しました。
これらの施設は、学校給食摂取基準を充足することはもとより、地場産物を有効に活用し「主食、主菜、副菜」の献立の基本が揃っており、献立の組み合わせに工夫があり、食育の教材として有効であるなど優れた点がありました。

都道府県 応募数 一次通過 二次通過(都道府県代表)
1 北海道・東北 北海道 8 2 1
2 青森県 4 2 1
3 岩手県 56 12 1
4 宮城県 4 1 1
5 秋田県 2 1 1
6 山形県 31 2 1
7 福島県 6 1 1
8 関東 茨城県 77 20 2
9 栃木県 51 7 1
10 群馬県 18 2 1
11 埼玉県 7 4 1
12 千葉県 9 4 1
13 東京都 4 2 1
14 神奈川県 7 0 0
15 甲信越・北陸 新潟県 134 31 3
16 富山県 23 6 1
17 石川県 24 4 1
18 福井県 24 5 1
19 山梨県 10 1 1
20 長野県 80 5 2
21 中部・近畿 岐阜県 7 6 1
22 静岡県 36 3 1
23 愛知県 58 6 1
24 三重県 13 1 0
25 滋賀県 2 1 1
26 京都府 2 1 1
27 大阪府 6 1 1
28 兵庫県 7 2 1
29 奈良県 38 7 1
30 和歌山県 3 1 1
31 中国・四国 鳥取県 36 10 1
32 島根県 21 7 1
33 岡山県 56 13 1
34 広島県 2 1 1
35 山口県 25 10 1
36 徳島県 47 8 1
37 香川県 75 16 2
38 愛媛県 61 8 2
39 高知県 7 1 1
40 九州・沖縄 福岡県 2 0 0
41 佐賀県 34 9 1
42 長崎県 117 9 3
43 熊本県 21 2 1
44 大分県 15 1 1
45 宮崎県 51 5 1
46 鹿児島県 30 5 1
47 沖縄県 4 1 1
合計 1355 247 52

ブロック代表は1012日に発表予定

これから都道府県代表に選定された52の献立について、第3次審査が行われます。第3次審査では、全国6ブロックから各4施設を選定するもので、合計24施設がブロック代表となります。
さらに第4次審査では、この24ブロック代表から最終の12代表を選定します。
第3次審査によるブロック代表の選定発表は、10月12日を予定しています。
第4次審査による12代表の選定発表は10月26日の予定です。