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- 2009年 第4回大会
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代表者紹介
- 中国・四国ブロック
- 香川県
三豊市立詫間中学校
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- 所在地
- 香川県三豊市詫間町詫間5796番地1
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- 施設名
- 三豊市立詫間中学校
- 大矢美智子
- 真鍋こずえ
「焼き鯛」を家族で分け合う
「さつま」に込められた生活の知恵
「さつま」とは,もともとは,腐りやすい魚を上手に食べた先人たちの知恵の料理。たくさんとれた魚を焼き、身をほぐして、香ばしく焼いたみそを魚の骨でとっただしでのばした中へ加えて、ごまといっしょに混ぜて,熱々のごはんにかけて食べた。祝いごとのお膳などについている「焼き鯛」を家族みんなで食べる工夫でもあった。
先人の生活の知恵や工夫から生まれた料理なので年2回給食に取り入れている。素朴な味つけだが、意外にも人気メニューのひとつになっている。日本一の産地である金時にんじんのおいしさを知ってもらおうと、冬場はできるだけ使う。「金時にんじんの松葉あげ」は、地元で取れる「かえり(小煮干し)」と一緒にかき揚げにする。油で揚げることでこのにんじんの甘みが生かされ、作り方を教えてほしいという声も上がるほど好評で、給食の定番メニューになった。
