成長期に必要なカルシウム源に
高級食材の桜海老
　桜海老の漁は相模湾と駿河湾で主に春と秋の年2回。太陽が沈むのを待って一斉に出漁し、夜明けまで獲る。特に由比、蒲原で水揚げされた桜海老は有名でいろいろな料理に使われている。温暖化の影響で水揚げが少ない時があり、高級食材ですが子どもたちに季節感を味わせ、成長期に必要なカルシウム源として食べさせたいと思う。 　駿河汁の鰯のすり身は「黒はんぺん」としても有名で、焼いたり煮たりして食べている。みそ汁に入れると濃厚な味になる。昔、駿河の「半平（はんぺい）」という魚屋が魚とうどん粉や山芋をすったものをこね合わせ、半円形にして蒸したところ評判となったのが始まりといわれる。骨ごとするのでカルシウムが豊富なほか質のよいたんぱく質や脳を活性化する脂肪も含まれている。

献立

• 玄米入り古代飯
• 桜えびのちらし寿司
• 牛乳
• 駿河汁
• 切り干し大根のピーナッツ和え

• エネルギー 672kcal
• たんぱく質 25.2g
• 脂質 16.5g
• 脂質 24%
• カルシウム 401mg
• マグネシウム 121mg
• 鉄 3.4mg
• 亜鉛 2.7
• ビタミンA 467μgRE
• ビタミンB1 0.49mg
• ビタミンB2 0.49mg
• ビタミンC 24mg
• 食物繊維 5.9g
• 食塩相当量 3.6g