Blog食育交歓

食べて学んで元気印~学校給食リレー報告~No.9

「食べて学んで元気印」

~学校給食リレー報告~

ここでは全国の学校給食関係者、教員、保護者、生産者、行政関係者、児童・生徒、学生、大会サポート企業・団体からリレーで学校給食・食育をテーマに自由に報告をしていただくコーナーです。全国から届くわくわく「元気印」をお届けいたします。

 

大正大学・表現学部表現文化学科アート&エンターテインメントワークコースよりお声掛けをいただき認定NPO法人21世紀構想研究会は産学連携「エンターテイメントの力で社会課題の解決を模索」をテーマにしたワークショップに参加しました。「全国学校給食甲子園(主催21世紀構想研究会)が目指す「食育と学校給食」について学生の皆さんに説明。わたしたちが抱える社会課題について一緒に考え課題解決を図るPR企画を立案・発表してもらいました。学生の皆さんが立案したPR企画はどれも新鮮で大変刺激を受けました。

 

第9回は最終選考会の発表で優秀賞を受賞した大正大学表現文化学科アート&エンターテイメントワークコース2年生の舞島亜海さんからの元気印です。コロナ禍が終息した折にはぜひ一緒に取り組みたい企画です。

 

No.9「歌」を通して「給食」と繋がる

大正大学 表現学部 表現文化学科 アート&エンターテインメントワークコース 

2年 舞島亜海

こんにちは。

大正大学表現学部表現文化学科アート&エンターテインメントワークコースの舞島亜海です。

今回は大正大学表現学部産学連携プロジェクト「社会課題(食育)PR企画」にて発表した、『「歌」を通して「給食」と繋がる』についてご報告します。

  PR企画発表にて使用した原稿

                                                  

 まず「子ども」時代は、心と体を形成する時期です。私は「残さず食べること」・「好き嫌いをしないこと」の2つは子どもの「食育」において重要なことだと思います。

しかし、現代では子どもの「好き嫌い」による偏食が問題視されており、大人から子どもへの「食育」が子どものストレスに繋がることがあります。

私自身も好き嫌いが多く、完食指導が苦手な子どもで、大人の発する「食育」と言う言葉に不安やストレスを感じていた時期がありました。

私は子どもがストレスを抱えず、楽しく「食育」の重要性を理解することができたら、「好き嫌い」による偏食を解決できるのではないかと考え、『「歌」を通して、「給食」と繋がる』ことを思いつきました。「歌」であれば私が感じたような「食育」という言葉のプレッシャーを与えずに、子どもが歌うことによって「食育」を学べます。またこの企画は私自身「音楽」と「子ども」が好きであり、「給食」と「歌」を掛け合わせたいという想いもありました。

以上のことを踏まえ、今回は「学校給食」という機会を活用して、子どもの「好き嫌い」の改善や子ども自身が「歌」を通して給食・食育の重要性について理解し、成長することを目的として企画内容を考えました。

 

それでは、企画の詳細を紹介します。

まず、対象は「好き嫌い」が多く、「偏食」が定着してしまっている

小学校低学年の児童にしました。また「保護者」ではなく「子ども」をターゲットにしたのは、子ども自身が給食・食育について主体的に考え、子どもから家庭に発信してほしいと考えているからです。

 

そして、具体的な手法は次の通りです。

制作する「給食の歌」は、各学校で毎日歌い、「習慣化」するため、30秒程度の短い曲にします。歌詞には子どもの好き嫌いで1番多い「野菜」を取り上げ、野菜を食べることによって得られるもの、栄養教諭・調理員への感謝、色々な食材の紹介、食べることが健康に繋がること、子どもが食べたいと思ってくれるような、明るくてキャッチ―な言葉を取り入れ、製作していただきたいと考えています。

そして、全国学校給食甲子園のサイトにおいて「給食の歌」を掲載すれば

栄養教諭・調理員の励みになり、「全国学校給食甲子園」「学校給食」の認知度・関係性を高めることができると考えています。

 

 

次に「歌」が子どもに与える力についてご紹介します。

歌には、

① 「聴覚」で得た情報は、子どもの脳に影響する

② 歌は子どもの「記憶力」に繋がる

③ 歌詞は子どもの「想像力」を働かせる

「歌や音楽が子供に与える影響とは?(子ども音楽ニュース)online」

 

といった効果があります。

このことから

① 「給食の重要性」を歌うことで、子どもの脳に影響を与える

② 子どもの「記憶」に残ることで、「給食の大切さ」を持続的にアピールすることが出来る。

③ 歌詞を想像することで、子どもが自らの力で「給食」・「食育」

について考えるようになる

と、考えました。

 

「給食」にまつわる「歌」が広がることで子どもたちには、楽しくおいしい給食を、そして大人の方々には子どもの成長を届けられるのではないでしょうか?

 

私は食育PR企画を通して、子どもの「給食」に対する考え・印象は伝え方1つで、大きく変わることに気がつきました。

今後も従来の「食育」を大切にしつつ、時代に沿った新たな「食育」を発見していきたいです。

子どもたちの心と体がすくすくと成長していくことを心から願っています。

 

第15回大会大会誌を手に舞島亜海さん

 

参考資料:

① 出典:「育児学からみた子どもの偏食」

URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jisdh1994/5/3/5_3_15/_pdf/-char/ja

最終アクセス日:2021年8月26日

 

② 出典:「厚生労働省 『食を通じた子供の健全育成(いわゆる『食育』の視点から)のあり方に関する検討会』」報告書について

URL:https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/02/s0219-3.html

最終アクセス日:2021年8月26日

 

③ 出典:「乳幼児の発達と音楽の関係」

URL:

https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/repo/repository/fukuro/R000000552/16-16.pdf

最終アクセス日:2021年8月26日

 

④ 出典:「歌や音楽が子供に与える影響とは?」

URL:https://eys-kids.com/media/children-song-impact/

最終アクセス日:2021年8月26日