No.4 「キユーピーの食育活動について」-その1-
「食べて学んで元気印」
~学校給食リレー報告~
給食甲子園HPに新しいコーナー「食べて学んで元気印」~学校給食リレー報告~がスタートしました。ここでは全国の学校給食関係者、教員、保護者、生産者、行政関係者、児童・生徒、大会サポート企業・団体からリレーで学校給食・食育をテーマに自由に報告をしていただくコーナーです。全国から届くわくわく「元気印」をお届けいたします。
第4回は学校給食甲子園大会のサポート企業「キユーピー株式会社」さんからの元気印です。 広報・グループコミュニケーション室の矢島里香さんから「キユーピーの食育活動について」を2回にわたってご紹介します。
No.4「キユーピーの食育活動について」-その1-
キユーピー株式会社 広報・グループコミュニケーション室 矢島里香
こんにちは。
キユーピー株式会社 広報・グループコミュニケーション室の矢島里香と申します。
キユーピーはマヨネーズの会社であることは皆さんご存知のことと思います。実は今から96年も前の創始者・中島董一郎(なかしま とういちろう)の「おいしく、栄養のあるマヨネーズを日本人の体格と健康の向上に貢献したい」という想いで、卵黄タイプで栄養価の高い「キユーピー マヨネーズ」が製造・販売されました。
キユーピーグループの食育活動は、上記の通り、中島の「食を通じて社会に貢献する」という精神のもと、健やかな食生活の実現をめざし、食の大切さ・楽しさをお伝えする重要な活動として、社会貢献の中核に位置づけています。
1)そのひとつがマヨネーズ教室
2002年からは、出前授業「マヨネーズ教室」を実施し、参加児童数は、2019年10月に累計10万人を達成しました。
しかし2020年度はコロナの状況下、対面での実施がかなわず62校しか実施できなかったため、新たにオンラインの「マヨネーズ教室」を展開しました。
オンラインでは、野菜やマヨネーズの話をしながらクイズを出し、質問に答えてもらうという風に、双方向のコミュニケーションを大切にしています。今までの小学校に出向いたマヨネーズ教室では、子どもたちにマヨネーズを実際に作ってもらいましたが、オンラインでは従業員がマヨネーズを作り、乳化の様子を説明します。
オンラインのマヨネーズ教室に参加した児童からは、「マヨネーズが何からできているのかわかって嬉しかった」「マヨネーズのことをいっぱい知ることができた」「工場製のマヨネーズと手作りマヨネーズを食べ比べてみたい」と嬉しい声を聞くことができました。
先生からは「元々は授業で自分たちが育てた野菜を自分たちの手で作ったマヨネーズをつけて食べる体験を予定していましたが、オンライン授業実施後、子どもたちは野菜のことを話題にするようになりました」という声もいただき、マヨネーズ教室を通じて子どもたちが野菜に興味を持ってくれたことが、とても嬉しくなりました。
現在は、オンライン授業と首都圏エリア限定で対面授業の申し込みを受け付けています。
https://www.kewpie.com/education/class/
2)ふたつめは社会科見学
キユーピーでは、“工場は家庭の台所の延長”と考え、一般の方の工場見学を「オープンキッチン」と呼んでいます。商品がどのように生産されているのかをお客様の目で見ていただくことが、商品をご理解いただき、安心をお届けする最良の機会であると考えているからです。
しかし、こちらもコロナの状況下で工場に直接来場いただくことが出来ないため、新たにオンラインの社会科見学をスタートしました。対面の見学では見ることのできない設備を画面で紹介したりクイズや質疑応答など、コミュニケーションをより重視して楽しく学べる内容にしました。
オンラインならではの利点を活かし、近隣の学校だけではなく、遠方の小学校にもぜひお申込みいただければ嬉しいです。
★申し込みは、電話で受け付けています。
https://www.kewpie.co.jp/entertainment/openkitchen/news/20210323.html
引き続いて 「キユーピーの食育活動」 -その2 お楽しみに