No.13 「朝ごはん欠食問題を食育の力で解決しよう-実家暮らしの大学生と一人暮らしの大学生を比べて—」大正大学
「食べて学んで元気印」
~学校給食リレー報告~
ここでは全国の学校給食関係者、教員、保護者、生産者、行政関係者、児童・生徒、学生、大会サポート企業・団体からリレーで学校給食・食育をテーマに自由に報告をしていただくコーナーです。全国から届くわくわく「元気印」をお届けいたします。
大正大学・表現学部表現文化学科アート&エンターテインメントワークコースの外川智恵先生(大正大学表現学部教授)よりお声掛けをいただき認定NPO法人21世紀構想研究会は産学連携プロジェクト「2025年問題を見据えた社会課題(こども)解決PR企画」のワークショップに参加しました。全国学校給食甲子園(主催:認定NPO法人21世紀構想研究会)が目指す「学校給食(食育)」について学生の皆さんに説明。わたしたちが抱える社会課題について一緒に考え課題解決を図るPR企画を立案。チームによる発表がおこなわれました。
どのチームも言語表現、視覚的効果があるプレゼンテーションが披露されました。独自の調査や実体験を交えるなど個性的で斬新な内容ばかり素晴らしい企画が勢ぞろいでした。
最終選考会が行われ、優秀賞チームは「Lobster(ロブスター)」の「朝ごはん欠食問題を食育の力で解決しよう-実家暮らしの大学生と一人暮らしの大学生を比べて—」が受賞に輝きました。
チームメンバーの藤井佳乃さん、藤森百香さん、三村美咲さん、田場川琳香さん、RYOOHANKYUNGさんから発表内容の元気印が届きました。ご紹介いたします!
私たちチーム・ロブスターは大学生の食育というテーマを中心に置き、その中で一人暮らしの大学生と実家暮らしの大学生の朝食に焦点を絞り込み、プレゼンを作成しました。
「食育」という言葉を聞くと幼稚園や小学校で食べ物は好き嫌いせず、バランスよく摂りましょう。食べ物をよく噛んでいのちに感謝して食べましょうなどと教わっているイメージが強いかもしれません。実際に21世紀構想研究会の方々は主に小、中学生の保護者や学校給食関係者に学校給食における食育の重要性などをPRしていました。
しかし、私たちは来年高校を卒業する高校3年生に向けての食育のPR企画を立案いたしました。高校3年生は来年卒業し、就職や進学で親元を離れ自分の食事は自分で用意しなければならない予定の方が増える年です。食事を見直し、学校給食をもとに栄養バランスの整った食事を学ぶこと、将来は自分の子供などに食育を伝えることが目的です。
私たちが今回焦点を当てた朝食は1日の食事の中で最も家で摂る確率が高く、自分自身で解決しやすいのではないかと考えました。
ここで私たちの企画のPR手法と展望についてです。
まず、私たち大学生の朝食を投稿するインスタグラムアカウントを作成しました。高校生の利用者が多く比較的簡単に利用できる観点から、インスタグラムを選びました。
今後の展望はWSのソーシャルデザインクラスのみんなに朝食を投稿してもらい、大学生のリアルというデータをどんどん増やしていこうと考えています。こうして、良い朝食、偏った朝食などを高校生には実際に目にして考えてみて欲しいです。さらに今後インスタグラムで効果を出すためにリール機能で朝食の動画を撮影し、どのような栄養素が足りていないのかを解説しようと考えています。リール機能は通常投稿よりも拡散力が高く、高い効果が見込めると考えています。
参考文献
[1] https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf
[1] https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/letstry/sample.html