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福井県で第12回学校給食調理コンテストを開催

福井県で第12回学校給食調理コンテストを開催

「いちほまれを味わう地場産給食」をテーマに、地場産物を活用した郷土食豊かな献立で競い合う第12回福井県学校給食調理コンテストが、8月20日に福井市で開催されました。

栄養教諭・学校栄養職員らの指導で児童・生徒が調理をして自慢の学校給食を作り上げました。同時にこの献立についての食育アピールを行い、趣向をこらしたプレゼンが続きました。

 

腕が上がってきた調理技術

会場となったのは仁愛女子短期大学調理実習室。ここに決勝大会の代表となった10校の教諭と児童・生徒が調理台に立ち、それぞれの献立にそった調理を始めた。小学生は、教師からの指導を受けて調理する光景もあったが、中学生になると自主的にさくさくと調理を進め、あっという間においしそうな料理が並び始めた。

 

 

調理のやり方について児童に質問したところ「いつものようにできたので緊張しませんでした」と余裕の表情。出来栄えについても、これこの通りですと楽しそうな表情でこたえてくれました。

 

 

どの学校も出来上がった学校給食は、彩りも豊かでどれもこれも美味しそう。事実、審査委員は、どの学校給食も抜群の味で、評点に苦労していました。今年のテーマは、福井県が開発したお米の品種「いちほまれ」との取り合わせによる献立でした。

このお米は、モチモチ感がちょっと尾を引く独特の味わいであり、ヒットお米になるのではないかと期待されています。このお米に合った献立を競い合うものでした。

 

アイディアにあふれたプレゼンテーション

学校給食の食味コンテストだけでなく、調理後には全学校のプレゼンテーションもあります。コンテストは食味とこのプレゼンテーションの評点を合計して争います。

趣向を凝らしたポスターを白板に貼りだし、それぞれの献立についてアピールして競い合います。

 

 

体操選手ばりのパフォーマンスでアピールするチームや民族衣装風の調理着でアピールするチームもありました。

どのチームもよく訓練されたプレゼンテーションの内容であり、聞いている方も楽しみながら献立の目的な意味を知ることができました。

 

栄冠は越前市立武生第3中学校へ

審査委員を悩ませた審査ですが、確かにどの料理もおいしいし、プレゼンテーションも素晴らしい出来栄えです。筆者も審査委員として評点をしましたが、差を付けられない。それでもコンテストですから、何かで差を見つけないとならない。心を鬼にして点付けをしました。

最優秀賞を勝ち取ったのは、越前市立武生第3中学校でした。献立は、「ご飯(いちほまれ)」、「スタミナ3倍!旨香豚と3色野菜の味噌炒め」、「韓国風サラダ三中包み」、「里芋のほっとすまし汁」、「白山スイカゼリー」という献立です。筆者が気に入ったのは、やはりスタミナ3倍の主菜でした。すまし汁もなかなかの味でした。

 

 

 

 

このほかにも「優秀賞」、「おいしいね賞」、「アイディア賞」、「彩り賞」、「はぴりゅう賞」などが用意されており、出場全校が何らかの賞を受賞しました。

学校給食に対して児童・生徒はもとより保護者や教育関係者らの関心を高める夏休みのイベントとしてはとても意義があり、郷土食豊かな献立の開発と食に関する指導の充実を図る目的が確かに果たされていると感じました。

 

報告・馬場錬成(全国学校給食甲子園事務局)