あなたの誕生樹

あなたの誕生樹NO.249

フユサンゴ

12月5日

 

ナス科の常緑低木で、5~10月まで地味な白い小さな花をつけ、その後、丸い実をたくさんつけます。その実が最初は緑色でだんだんオレンジ色から真っ赤に変わっていくため、いろいろな色の実が同居して、目を楽しましてくれます。冬にたくさんのホオズキのような実を珊瑚にたとえてフユサンゴ(冬珊瑚)と名付けられといいます。

確かに珊瑚の玉かんざしを連想させてくれます。

ほおずきと同じナス科なのですが、フユサンゴは木本とされています。

実は有毒で食べられませんが、実をつけている期間が長く、深い緑の葉に可愛らしい赤などの実をいつまでもつけて、好もしい。

ブラジルやメキシコ南部などの南米原産で、明治の中頃、日本に入ってきたといわれています。

地植えすると人の背丈ほどにもなるそうです。