日本のグミには、田植え時期に実のなる「苗代グミ」、夏に実のなる「夏グミ」、それと秋に実のなる「秋グミ」の3種類があります。
グミという名前は、”実を口に含み皮を出す”意味の「含む実(くくむみ)」から転訛したとか渋味があることから「えぐみ」が転訛したといわれています。確かに、子供の頃よくグミの実を取って食べた記憶がありますが、酸っぱいような苦いような味で、たくさん実がなるわりにはたくさん食べなかったような気がします。
漢字では「茱萸」と書きますが、何となく趣があるなとも思います。アキグミの英語名は Autumn Olive で、9~11月にかけて赤い実がなります。