主催:認定NPO法人21世紀構想研究会
NO.241
イイギリ
11月27日
イイギリは日本中南部、台湾などに分布する落葉高木で、樹肌や材は桐に似ています。葉は縦横20センチにもなり、昔、おにぎりを包んだことから「飯桐」と名づけられたといいます。
さらに特徴的なことは、秋にはブドウの房状に鈴なりに赤い実をたくさんつけることです。このことから「ナンテンギリ」とも呼ばれています。
この赤い実は落葉後も結構長いこと枝に残り、ヒヨドリなどの鳥の餌にもなります。
このイイギリをシンボルツリーにしている自治体は高知県北川村一つです。
〇 日が遠しいいぎりの実を仰ぎては(岸田稚魚)
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