NO.170
アベリア
9月17日
アベリアはツクバネウツギ属の常緑低木で、学名のAbelia grandifloraはイギリスの植物学者のAbel(エイブル)にちなんでいます。
花が散った後の萼片(がく)が実のところに残り羽根突きの羽根(衝羽根)に似ていることから”衝羽根(ツクバネ)”と呼ばれ、花が空木(ウツギ)に似ていることから「ツクバネウツギ」と名付けられたということです。一般的には交配種の花ツクバネウツギ(花衝羽根空木)がアベリアと呼ばれています。
生垣によく使われることがあり、また、花期が5月から9月ごろまでと長く、大変身近なのですが、地味な存在でもあります。
花言葉のなかに「謙虚」という言葉がありますが、ぴったりの感じです。
暑い夏が終わる頃、勢いを増し白い花をたくさんつけます。