NO.237
ヒサカキ
11月23日
１１月２３日は「勤労感謝の日」で国民の祝日です。これは戦前までの「新嘗祭」、つまり稲などの新穀の収穫物を神々に供え、感謝する祝いの日が引き継がれたものです。今でも、伊勢神宮などの神社では新嘗祭がこの日、執り行われます。
こうした神事に欠かせないのがサカキです。東日本ではあまりサカキ（「本榊」とも呼ばれています。）が生育しないことからヒサカキが代用されているようです。
両方ともツバキ科の日本の固有種ですが、サカキは高木になり葉も大きく丸いのに対して、ヒサカキは低木で葉も小さくギザギザ（鋸歯）という点が違っています。
私の家にも箪笥の上に神棚を置いていますが、ちゃんと拭き掃除とかお神酒をお供えし、そして年末ジャンボもお供えして新年を迎えています。天井も低いのでヒサカキをお供えしますが、よくすぐに枯らしてしまいます。頻繁に水を替えることが大事だそうです。それで宝くじも当たらなかったのかなと反省しています。