2014年 第9回大会

審査 見た目が美しく、味わいも豊かな給食が並ぶ

14名の審査委員による審査が始まる。
調理中では、衛生管理、調理技術などの視点から審査されたが、ここでは見た目と味わいの審査となる。
12校・施設の学校給食が並んだテーブルは壮観。
彩りも良く美しく、目で見ても十分に楽しめる。

審査委員は、各校・施設の作品を、時間をかけ1つ1つ丁寧に味わい、チェックしていく。
この高いレベルの給食を審査するのは、とても大変なことであろうと思われた。

審査委員 特定非営利活動法人21世紀構想研究会理事、
創英国際特許法律事務所所長、弁理士 長谷川 芳樹

「今年は白ご飯が多いですね。
これは、『料理』で勝負しているな、と思いました。
カレーが出てきたのが意外です。
大会にはあまり出てこない献立でした」

審査委員長
 東京国立博物館長
 銭谷 眞美

「どれも見た目がすごいです。工夫していて、みんなおいしそうです。回数を重ねるごとにレベルアップしています。
今年は、ご飯が白いものが多いです。珍しくハンバーガーもありました。
汁物の味のバリエーションが豊富で、子どもが喜びそうです。
また、器もよくなってきています。
どの作品を見ても『すごいな』と思わせられます。さすがです」

今年は東京、神奈川、大阪という都市部の学校・施設が決勝に進出したことについて尋ねてみた。

「神奈川、大阪がは初の決勝大会進出です。
決勝大会にまだ出てない県というがかなり少なくなりました。良い傾向です」