第11回大会

西日本の決勝進出6校・施設を発表

西日本地区の第1次、2次、3次、4次審査を行い
府県代表校・施設、ブロック代表校・施設、決勝大会出場校・施設を決定しました。
10月8日に大阪府大阪市で行われた西日本ブロックの地区代表表彰式で発表されました。
東日本地区の結果は、10月15日に発表いたします。

10月8日  中部・近畿 / 中国・四国 / 九州・沖縄ブロック地区代表表彰式

〜中部・近畿、中国・四国、九州・沖縄の3ブロック6校・施設が決定〜

11回目を迎えた今年は、2,004校・施設の応募がありました。
第1次から4次までの審査をした結果、西日本の中部・近畿、中国・四国、九州・沖縄の
3ブロックの府県代表校・施設、ブロック代表校・施設、さらに決勝進出校・施設を決定しました。

決勝大会に進む12校・施設は、審査委員が第1次、第2次、第3次、第4次の書類選考を行い、
10月8日、中部・近畿、中国・四国、九州・沖縄3ブロックの6校・施設が発表されました。
10月15日には北海道・東北、関東、甲信越・北陸3ブロックの6代表が発表され、
今年の決勝大会に出場する12校・施設が出揃います。
決勝大会は12月3日、4日の両日、東京都豊島区の女子栄養大学駒込キャンパスで開催されます。

決勝進出校・施設

中部・近畿

京都府 宇治田原町立学校給食共同調理場
(栄養教諭 山西奈津子さん)
奈良県 宇陀市立学校給食センター
(栄養教諭 内藤瞳さん)

中国・四国

岡山県 岡山県立倉敷まきび支援学校
(栄養教諭 横山宏子さん)
香川県 高松市立香川学校給食共同調理場
(栄養教諭 池内夕起子さん)

九州・沖縄

佐賀県 鹿島市立学校給食センター
(学校栄養職員 南川由紀さん)
鹿児島県 屋久島町学校給食東部地区共同調理場
(栄養教諭 西野間かおりさん)

決勝大会進出を決めた代表6人が
ゼッケンを着用して決意を表明

写真右から
山西奈津子(やまにし・なつこ)さん
内藤瞳(ないとう・ひとみ)さん
横山宏子(よこやま・ひろこ)さん
池内夕起子(いけうち・ゆきこ)さん
南川由紀(みなみかわ・ゆき)さん
西野間かおり(にしのま・かおり)さん

実行委員挨拶 全国学校給食甲子園®実行委員 長島美保子

「第11回全国学校給食甲子園には2,004校・施設の応募があり、そのたくさんの応募の中から選ばれた皆さんが本日お集まりになりました。

この西日本エリアでは、多くの応募があった県があり、そこからは複数の方を選ばせていただきました。
たくさんのご応募をいただいたことは、実行委員として大変喜ばしく思っております。

昨年第10回という記念の年を迎えて、今、新たなターニングポイントに立っております。
10回の記念行事としまして、今年7月に、東京で食育シンポジウムを開催し、たくさんの方においでいただきました。
また、現在10周記念誌の制作をしております。
出場者の皆さんから、多くのドラマや、感動を語っていただき、記念誌に収めております。
皆さんのお手元に届きますので、どうぞご期待ください。

皆さんのたくさんの作品の審査を、第1次から第4次までの担当審査員が進めてきましたが、本日更にその中から絞り込んでいきます。
優劣をつけがたい作品を前に、私どもも大変苦慮いたしました。」

開会挨拶

開会挨拶
全国学校給食甲子園®実行委員
長島美保子

第1次審査結果 全応募校・施設から約200校・施設を選出

第2次審査結果 都道府県代表 59校・施設を選出

都道府県代表は各1校・施設であるが、応募数が多く、また献立のレベルも高かった県は、2〜3校・施設が選出された。(秋田、茨城、長野、新潟、福井、広島、香川、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島の各県)

第3次審査結果 24校・施設を選出

西日本3ブロック各4校・施設、計12校・施設が発表され、表彰状が授与された。

表彰状を受け取る
兵庫県 香美町立香住学校給食センター
田中 智子さん

第4次審査結果 決勝進出 12校・施設を選出

いよいよ、決勝進出校・施設の発表となった。各ブロック2校・施設、計6校・施設が決定した。

中部・近畿

京都府 宇治田原町立学校給食共同調理場
(栄養教諭 山西奈津子さん)
奈良県 宇陀市立学校給食センター
(栄養教諭 内藤瞳さん)

中国・四国

岡山県 岡山県立倉敷まきび支援学校
(栄養教諭 横山宏子さん)
香川県 高松市立香川学校給食共同調理場
(栄養教諭 池内夕起子さん)

九州・沖縄

佐賀県 鹿島市立学校給食センター
(学校栄養職員 南川由紀さん)
鹿児島県 屋久島町学校給食東部地区共同調理場
(栄養教諭 西野間かおりさん)
京都府 宇治田原町立学校給食共同調理場
(栄養教諭 山西奈津子さん)

「この献立は宇治田原町立町政60周年を記念して作った記念献立です。
私はこの町の出身ではないので、町の出身者の方々からいろいろ教えていただいて作りました。
町政60周年の良い記念になったと思います。」
京都府は初めての決勝大会出場となった。

山西奈津子さん
(やまにし・なつこ)

内藤瞳さん
(ないとう・ひとみ)

奈良県 宇陀市立学校給食センター
(栄養教諭 内藤瞳さん)

「宇陀市立学校給食センターでは、調理員と事務職と栄養教諭とのチームワークを一番大切にしています。
この献立を提出するに至るまでも、調理員に相談したり、味見をしてもらったりして、みんなで力合わせて作ってきました。
早く調理員たちに報告したいです。」
宇陀市立学校給食センターは第8回大会以来の、2度目の決勝大会進出。

岡山県 岡山県立倉敷まきび支援学校
(栄養教諭 横山宏子さん)

「岡山県は決勝大会に出たことがないので、私は今ドキドキしています。
岡山県立倉敷まきび支援学校は、まだ開校2年半です。
何もないところから始めてきました。
諸々のことも、食育のことも、少しずつがんばって参りましたのでとてもうれしいです。」
岡山県は初めての決勝大会出場となった。

横山宏子さん
(よこやま・ひろこ)

池内夕起子さん
(いけうち・ゆきこ)

香川県 高松市立香川学校給食共同調理場
(栄養教諭 池内夕起子さん)

「驚いているというのが一番の感想です。
香川県は最も多く決勝大会に出場している県なので、とてもプレッシャーを感じています。
今までの出場者の方にも相談して、恥ずかしくないように準備を進めがんばりたいと思います。」
香川県は今回で8回目、過去最多の決勝大会出場県。しかしまだ優勝はない。8回目にして初の栄冠を目指す。

佐賀県 鹿島市立学校給食センター
(学校栄養職員 南川由紀さん)

「鹿島市立学校給食センターは、昨年も決勝に進出させていただきました。
今回の献立は、『むつごろう』のパウダーを入れたものになっています。子どもたちは『むつごろう』の見た目から、なかなか食べることができません。
どうにかして食べてほしいと、市内の業者にパウダーに加工していただいて使っています。」
鹿島市立学校給食センターは、昨年の第10回大会に続いて連続の決勝大会出場となる。

南川由紀さん
(みなみかわ・ゆき)

西野間かおりさん
(にしのま・かおり)

鹿児島県 屋久島町学校給食東部地区共同調理場
(栄養教諭 西野間かおりさん)

「鹿児島県では、自分たちの資質向上のために、自ら全国学校給食甲子園の募集をしようという取り組みをしています。
今回は地区代表に鹿児島県から2校・施設を選んでいただき、ありがとうございます。
また、第8回大会の決勝大会に出場して、今までにないような素晴らしい経験をさせていただきました。」
西野間かおりさんは、第8回大会において、決勝大会出場、女子栄養大学特別賞を受賞されている。

過去決勝大会出場校講演会
全国学校給食甲子園に参加して

第10回全国学校給食甲子園® 特別賞(NPO法人21世紀構想研究会特別賞)
島根県・川本町立川本小学校 栄養教諭 山田菜穂子さん
(出場時:江津市立桜江学校給食センター)

「決勝大会出場校・施設に選ばれた皆さま、おめでとうございます。 私は今年の4月に転勤しましたが、その前の17年間、桜江学校給食センターで勤務しました。 その17年の間に第1回と第10回の決勝大会に出場させていただきました。

私たちの憧れの公益社団法人全国学校栄養士協議会会長である長島美保子先生も島根県の出身です。
交通の便からいうと、全国で1番東京に遠いのは島根県江津市なのだそうです。
そんな江津市ですが、海の幸、山の幸、川の幸が豊富です。 道の駅から旬の食材が毎日給食センターに届きます。 市役所の農水産課が間に入り調整しています。
桜江小学校の地元では、桑茶やゴボウが名産で、学校の総合学習の時間でもこれについて学びます。
第1回大会に出場したときのメニューは、このゴボウを全ての料理に使い、『5つの望み』という意味の『五望(ゴボウ)給食』としました。 子どもたちに、元気な子、思いやりがある子、たくましい子、よく学ぶ子、故郷を大切にする子になってほしいと、5つの望みを託したものです。
第10回大会では江津に縁のある柿本人麻呂をテーマにしました。
どちらも郷土愛を育み、心にも体にも良い献立になったと自負しています。
このような献立ができた背景には、調理員さん達の愛情のこもった安全でおいしい給食作りの姿勢や、生産者さん達の信念を持った有機農法での野菜作り、全職員で取り組む楽しい食育があります。
より良い給食・食育にはチーム力が必要だと感じました。

第10回全国学校給食甲子園®
特別賞
(NPO法人21世紀構想研究会特別賞)
山田菜穂子さん

次は嬉しい全国学校給食甲子園の効果についてお話しします。
子供たちが、うちの学校の自慢の1つはおいしい給食だと言ってくれたことが、新聞の記事になりました。
また、食に対しての興味が増し、子どもたちの献立作成の力も上達してきました。
料理を作る力も少しずつ高まりつつあります。
この大会は、子どもたち・調理員・教職員・保護者・生産者・行政・地域の方々に、生きがいや活力を与えることも狙いとしています。 2回の大会を経験し、実際の効果を実感しています。

次に調理の練習についてです。
日常の業務をこなしながらの練習は大変でした。
練習は5回ほどでしたが、10回も練習されたチームもあり、まだまだ努力が足りなかったと反省しています。
練習は小学校の家庭科室を借り、本番と同じ広さになるようにしました。
前年度の大会の映像を見て研究しました。
いろいろな道具については調理員さんが準備してくれました。 1時間で6人分の調理をし、道具の洗浄時間までも含まれるため、作業工程表や作業導線表は何度も作り直しました。

大会の前夜にはレセプションがあり、出場校・施設が、献立説明やお国自慢などのプレゼンテーションをします。
持ち時間は3分ぴったりなので事前の練習が必要です。
出場される先生方とお話もでき、とても楽しいひとときで、この交流も全国学校給食甲子園ならではです。

決勝当日には開会式があり、私は前日の抽選で当たりくじを引いてしまい、人生初の選手宣誓を経験しました。
当日はガチガチに緊張していましたが、事務局長さんや周りの方々に声をかけていただき緊張がほぐれました。
調理が始まる前までは手が震えて不安がいっぱいでしたが、いざ調理が始まると無我夢中でした。
1時間で無事に調理が終わった時は、何とも言えない達成感を味わうことができました。
毎日タッグを組んで一緒にがんばっている調理員さんがいるからこそ、緊張しながらも力を出すことができたと思います。 日々支えてもらっている調理さんと一緒に出場できる、本当に素晴らしい大会だと思っています。
未来永劫続くといいと思います。

調理を終えた後は各チームの給食を試食させていただく時間があります。
もう疲れ果てていたのですが、どの給食もとてもおいしくて、自分でもびっくりするぐらい力が湧き、元気が出ました。 これが世界に誇る日本の学校給食の力だなと、胸が熱くなりました。

この大会を通して、各分野からの学校給食に対して期待の大きさ、学校給食の果たす役割の大きさを強く感じました。 そして子どもたちが心身ともに元気に育ってくれるような、メッセージ性のある、安全で楽しい給食作りに励みたいと思います。
第11回決勝大会出場の皆さま、がんばってください。心より応援しております。」

閉会挨拶 全国学校給食甲子園®実行委員 長島美保子

「感動的な素晴らしい表彰式になったことを、主催者としての1人として嬉しく思っております。
府県代表に選ばれた皆さま、そして6人の決勝出場の皆さま、本当におめでとうございます。
山田先生のすばらしいプレゼンテーションで、決勝大会に出場なさる皆さまもイメージが湧いたのではないかと思います。
これから12月まで、毎日、決勝大会のことが頭から離れないと思います。
様々な準備があり、ただでさえ忙しい日々の業務をこなしながら、気がつけば今年が終わるというようなことになるのかもしれませんが、どうかがんばってください。

この大会は11回めとなりますが、数多くの感動や反響があります。
子どもたちが、うちの給食が日本一だと言い、誇りに思ってくれる給食は、信頼してくれる保護者、支えてくださる地域の方、生産者の皆さんなど、多くの方々に支えられていると思います。
この大会が充実していくには、皆さまのご協力、お力添えが必要です。 どうぞよろしくお願いいたします。
皆さまの更なるご活躍を祈っております。」

閉会挨拶
全国学校給食甲子園®実行委員
長島美保子

表彰式参加校・施設のみなさんで記念撮影