Blog食育交歓

第6回食育シンポジウム報告(後半)

ITを活用した食育活動の情報交換と討論

馬場  前半で報告した3人の先生方のプレゼン内容の最大のキーワードは、QRコードの活用でした。 もちろんそれだけでなく、様々なアプリを活用した効率よい、魅力的なIT・ICTの現場での仕事ぶりが発表されました。

川原先生にお聞きします。業務の効率化ですが、学校全体あるいは行政の全体で先生と同じように皆さん使っているのでしょうか。

 

川原昌士先生

 

川原  私はICT関係が好きなので、センターの同僚などと意見交換しながら、進めています。同僚のアイディアをもらったり、ネット情報などを活用しながら時間短縮とか効率化考えて進めています。

馬場  IT技術が急速に進んでいる時代ですから、それをいち早く取り入れてどんどんやっている人と、なかなかそこまでいかない人と、どの世界でもいるわけです。しかし、あと2、3年でほぼ標準化が完成すると思います。例えばQRコードは、ほぼ世界的に標準化されたと思います。

岡田先生はQRコードを利用して学校と家庭、保護者を結ぶ食育の取り組みで効果をあげていました。

加藤  私もそう思いました。私は地域の郷土料理は難しいのですが、家族で食事の話題になるようなお便りを提供していきたいなと思いました。

また、岡田先生の発表にあった「かんずり」を初めて知りました。これは、授業の中で何か取組をされているのでしょうか?

ICTと関係のないところで申し訳ありません。

岡田  かんずりは、唐辛子と麹と柚子と塩で作る辛味発酵調味料です。冬場の体を温める調味料の一つとして、各家庭で作られていた妙高市の食文化です。当校の3年生は、総合的な活動の時間で、1年を通してかんずりと関わり、かんずりについて理解を深めます。具体的には、かんずりを作っている方からかんずりについてお話を聞かせてもらったり、唐辛子の収穫体験や雪さらしの体験や、かんずりクッキングをしたりします。かんずりは、辛いですが、おいしいです。給食でも豚汁に入れたり、ラーメンに入れたり、料理のソースにも使ったりしています。寒い地域だからこそ根付いた食文化と思います。

馬場  川原先生、エクセルの活用で業務改善をされていてすごいと思います。異動があると、様式が違ったりいろいろと大変と思います。エクセルの活用術は岐阜県内の先生に浸透されているのでしょうか?

川原  特には広がっていないです。高山市給食センターは、同じサーバーで繋がっているので便利ですが、県内まで広がっていません。やりたい人はご自由にどうぞという感じです。共有効率化のような勉強会ができたらいいと思っています。

岡田  加藤先生に質問です。 毎日動画の作成は、大変なことだと思います。動画には説明のために声を入れていらっしゃるのでしょうか、教えてください。

加藤  はい。 音声と文字は必ず入れるようにしています。

アプリを使うと簡単に音声も文字も入れることができます。

馬場  加藤先生その動画の実例をここで見せていただけることできますか。

加藤  はい。今から流す動画ですが、発表の中でもお話させていただきました、本校でなじみのある江戸東京野菜である「江戸千住ねぎ」のことについてお話をさせていただいています。 2年生の生活科の学習で地域のねぎ屋さんと協力して長ねぎを育てています。 ご覧ください。

馬場  有難うございました。東京の下町文化そのもののような光景で、最後に三三七拍子で締めるところなど、子供たちも溶け込んでいました。子供たちが水やりをしている花壇風の畑は、校舎の近くにあるのでしょうか?

加藤  はい。校舎の前にある花壇で、土はねぎ屋さんからいただいています。プロの方が年間を通して見てくださっているので、かなり立派なものが毎年収穫されます。

馬場  参加者から加藤先生に質問が入っています。給食時間の動画について子供が自分事になることを大切にしているということでしたが、具体的にどのような工夫をされているのか教えてください。

 

加藤祐望先生

 

加藤 先ほどの動画で見ていただいたように子供たち自身を登場させると子供たちも喜びますし、動画に注目してくれます。あとは教科との関連です。自分たちが学習している内容について出てくると子供たちも自分たちの給食なんだなと注目してくれます。

例えば2年生の国語で「因幡の白兎」という物語文を学習するのですが、その舞台が鳥取県になります。学習と合わせて、鳥取県の料理を給食で出して因幡の白兎について紹介すると、子供たちが学習内容と食についてどんどん知識を結びつけてくれます。

馬場  ありがとうございました。発展途上にある技術や教育方法ですから、なんでもきめ細かく確立されたわけではありません。役所や企業でも日常的に発展しているので、ある範囲内で許されていると思います。

川原先生にうかがいます。先生がやっているExcelの使用法やノウハウを他の先生に提供することがあってもいいと思います。日常的に学校給食や食育という教育現場の話ですから、有効に活用できると思いますがいかがでしょうか?

川原  はい、できます。提供しますけど、もっと発展的に使っていただいて、さらにいい方法を開発したら、そのリターンをもらったりしてお互いに有効活用が広がり蓄積されていくと思います。

馬場  大変ありがたい川原先生からの提言です。どうぞ先生方はお互いに連絡を取り合って、より良い方向で発展していただきたいと思います。

加藤先生は、動画アプリの応用ではいい仕事をしていると思います。何を参考にしたいとか教えてほしいということがあった場合は、直接、先生にお問い合わせすることは可能でしょうか?

加藤  はい、何かありましたらご連絡いただければできる範囲でご対応いたします。

馬場  このような新しいIT技術のスキルアップは、「習うより慣れろ」と言われており、多くの場合、人に聞くことが最も早くて効率がいいスキルアップになります。お互いの情報交換をしながら腕をあげていくのは、世界中どこでも同じ流れです。ですから、そのようにしてスキルアップして、食育と学校給食の現場も近代化して、皆さんに喜ばれる教育の内容に繋がってほしいと思います。

さてそれでは、ちょっと基本的なところに戻ります。3人のパネリストにお聞きします。IT・ICTの活用現場で、一番苦労しているのは何ですか。一つだけ挙げてください。

岡田  ミスの取返しがつかないことです。私も加藤先生のように、給食時間のお便りにQRコードをつけていて、読み込むと動画が再生されるようにしています。しかし、給食前に慌ててしまい、違う日の動画をQRコードにして学級配付したことがあります。その時のフォローがなかなか難しく、失敗から学んだ課題です。

馬場  大変有意義な失敗でございました。川原先生いかがでしょうか?

川原  ネットワーク環境の違いが大きな苦労になっています。給食センターのネットワークは、行政系のネットワークになっており、一方、学校のネットワークは教育系のネットワークと別のネットワークになっています。そこの間のデータのやり取りは、すごく面倒くさくて、なかなかスムーズにやり取りができません。学校のネットワーク環境もあまりよいとは言えません。Wi-Fiのスピードがあまり良くなかったりとか、同時接続したときの脆さがすごくあります。QRコードで読むような方法を試食会だけでなく授業の中で取り入れたんですが、担任の先生とのやり取りの中で子供たちが一斉にタブレットでアクセスすると多分サーバーがパンクして動かなるだろう。そういう難しさも指摘されています。

馬場  これはスキルではなくインフラの問題であり、誰に責任があるという問題ではありません。産業技術が発展していく現場ではいつの時代でも必ず、同じような課題が出てきます。ただ、いま進行中のIT・AI産業革命では、進行する速さがケタ違いに速いので、川原先生の提起されている課題は、この1,2年の間に解決すると思います。

給食センターから給食を配達するすべての学校に直接アクセスして、センターの栄養教諭が全学校同時に食育授業を行うという時代はすぐに実現するでしょう。

川原  ネット環境が整ってくれば、リアルタイムで教材を届けることができるので、ネット整備は特に重要な課題だと思います。

 

加藤  私も川原先生と似た悩みがありまして、せっかく動画やICTの教材を作ったとしても、校外での共有がなかなか難しいというところを悩んでいます。東京都の研究会でも食育の教材を研究していますが、自治体によって使っているアプリ等が異なるため、共有するのがすごく難しいです。異動のことを考えると、今使っているアプリや教材が使えなくなることが考えられます。しかし、全自治体で同じものを活用することは難しいため、今後も抱える問題だと思っています。

馬場  この課題は、コンピュータ社会に入った時代からあったものです。いまはエクセル、ワード、パワーポイントなどは当たり前に使っていますが、今から50年前から始まったIT産業革命の勃発時には、多くのソフトが次々と出てきた競ったわけですが、ユーザーの使い勝手のいいもの、安くていつでも簡便に入手できるソフトが勝ち残り、標準化されました。3人の先生方はその先端をいま走っているのですから、時代のリーダーとして先導してください。

さて、3人の先生方の体験から、対外的な食育活動で自分がこういう体験をして非常によかったとか、あるいはこういう失敗や苦労があったというような話をお聞きします。川原先生いかがでしょうか?

川原  対外的なところで苦労を感じたことはありません。というのも日々、センターでの業務に追われてしまい、学校とのやり取りが中心なってしまい、それ以外のところとなかなか取れないっていうところが、苦労を感じたことがないということになると思っています。

ただ行政の方と、すれ違いの話で苦労することがあります。たとえば地場産物に対する認識でも生産者、学校と違っていることがあります。現場をよくわかっていない行政とのやり取りで苦労することがあります。

加藤  はい。私は関係性を継続させることに難しさを感じております。子供たちと生産者の方をつなげたい気持ちがあり、たくさんの農家の方々にお世話になったのですが、全員の農作物を継続的に給食で活用することが難しく、一回きりの活用になってしまったものもありました。それは農家の方に対しても失礼ですし、子供たちの記憶にも残りづらいと感じています。

馬場  日常的な活動ではいかがですか。やりがいがあったというような体験があると思うんですが。

加藤  本校は保護者との距離がとても近いため、よく給食や食育の話ができることです。

馬場  岡田先生はいかがでしょうか?

 

岡田小野江先生

 

岡田  私も2人の先生方と同じような思いはあります。ちょっと別の視点で話をします。学校給食に私が携わった理由として、自分が子育てをする中で、子供が給食を食べるようになったことがきっかけです。私は子供の頃、学校給食が大好きでしたが、給食を食べなくなってから、給食への理解が、薄まっていました。子供が給食を食べるようになり、栄養バランスのいい学校給食って素晴らしいことを改めて感じて、この仕事をするようになりました。

そのときに学校給食は、学校内だけで完結していることに課題を感じました。給食は学校を飛び出して地域、生産者と子供たちを繋げていきたいという思いがありました。この1年間、6年生のキャリア教育の一環として、さまざまな食品メーカーさんと子供たちに出会いの場を何度か設けました。もっと世間に学校給食の理解を深めていくことが一番の課題だと思います。

馬場  周囲の人たちに理解度を高めていくことで、どんなことをされているか。あるいはどんな体験をこれまでしたことがあったか。自分の体験談を含めてご発言をお願いしたいと思います。

岡田  今の学校が3年目になるんですが、前任の先生のおかげもあり、給食の時間は、自由に栄養教諭が担任の先生と一緒に食指導することができる環境が整っていたことはありがたかったです。それでも、いろいろな先生がいらっしゃいます。給食時間のお便りをワゴンに乗せてやっても、教室で動画を子どもたちに見せてくれない先生もいらっしゃいました。

そういう場合は、直接その教室の子供たちに手渡ししてもらうことをしていました。子どもたちは動画を楽しみにしてくれています。子供を使うのも一つの手かと思います。

馬場  有力な方法だと思います。新しい技術が広がってきても、それを理解する、あるいは応用できる、使用できるということは温度差があります。進歩するときには、そういうデコボコが生じるわけです。

川原  岐阜県内の小・中学校の栄養教諭の中で唯一の男性ですが、市の職員だと思われて、栄養教諭と思ってもらえなかったこともありました。栄養教諭には男性もいるんだよと知ってもらうことも大事でした。また、給食とか食育って何してるんだろうと、分からない先生が多くいる中で認めてもらうには、全国学校給食甲子園に応募し、今年度の19回大会で活動できたことでそれなりの注目と理解が得られ、やはり対外的な場に出ていって、もっとやっていることを発信していかないと駄目なのかなって思ってます。

学会とかもちょっと顔出したりして最新の情報を得たり、それらの情報から僕の言葉で噛み砕いて他の先生にこういう方法あるんじゃないと投げていったりしています。学び続けていきながら、やっぱり栄養の専門家だよねって思ってもらえるように、信頼される存在にならなければと思っています。

加藤  はい先生方に、給食・食育に対して理解度を高めていただくためにいくつか取組をしております。

例えば先ほど紹介した食育動画の中で、私が喋るのではなく、他の先生方にお話をしていただきます。 例えば長期休み中に、旅行先で食べたものを紹介してもらうとか、子供の頃の給食の思い出をお話していただくとか、最近作った料理について紹介していただくなど、定期的に先生方に食育動画でお話をしていただく機会を設けています。

あとは給食指導というと担任の先生方に負担が偏りがちですが、本校は担任以外の先生方も、各クラスに入り給食指導をしていただくという取組をしています。 そうすると、多くが給食指導に入っているので自然に職員室での会話が給食の話題になりますし、大変良い取組だと思っています。

また、先生方に情報提供という形で、給食・食育に興味をもっていただくために大人向けの給食通信を不定期で作成しています。自分が受けた研修の内容だったり、子供たちの喫食状況だったり、先生方にお示ししています。

 

モデレータ馬場錬成

 

馬場  さて最後にAI、人工知能の産業革命での食育活動について討論したいと思います。AI時代になるとICT活用もがらりと変わる可能性があります。いまAI関連アプリが次々と出てきていますが、いずれ標準化が進んで限られたアプリに集約していくと思います。そのような流れの中で学校、給食、食育の現場はどうなっていくのか。富山県で栄養教諭を長年お勤めになり、全国学校栄養士協議会の理事もお務めになった亀ヶ谷昭子先生が参加されていますのでご意見をお聞きしたいと思います。亀ヶ谷先生は、いろいろなAIアプリを試行していると聞いております。

亀ヶ谷  今日は素晴らしい取り組みの発表をお聞きして、とても感動いたしました。私は現職ではないのですが、もし現職であったら4月からすぐにも取り組みたいなと思いました。 どうもありがとうございました。

 

亀ヶ谷昭子先生

 

AIの分野ですが、すごく進展が早くて、アプリも次々と出ている状況であります。 例えばChatGPTなどを使用して、学校給食の献立内容とか、あるいは食育事業の分析とか、要約なども試みている途中です。まだ途中段階なのではありますが、いろんなことができます。

実際にAIがどんなことができるのか、まだわかっておられない先生方でも、YouTubeとかネットなどでその生成AI()のアプリや応用を見るのも参考になると思います。生成AIを使いこなすことで、作業の効率化とか時間の短縮がさらにできると言われています。これからは残業の時間が少なくなり、個別指導などいろいろな指導に時間を費やすことができるのかなとかも思ったりしました。

注:生成AIとは、ユーザーとAIが双方向でやり取りして作業を進めるアプリ)

時間の余裕が心の余裕にも繋がり、自己研鑽の時間、勉強の時間に回して、もっとやりがいのある、生きがいを感じる職場になるのではないかと思っております。

馬場  AIは人間があたかも考えるようなことを出してきますけれども、相手はシステムである機械ですから、人間のように場をくみ取るとかあるいは発想、創造性があるわけではありません。あくまでもツールとして使うということでしょうか。

亀ヶ谷  はい、そうです。

馬場  AIに食材と熱量、栄養素の管理など条件を事細かに入れて、子どもが喜びそうな献立を作れと命令すると10秒内外で作ってきます。人間が検証してもおかしくない内容で作ります。これからの栄養教諭は、それを土台に工夫と創意を入れて独自の献立を作るという時代がすぐ来るような気がします。

亀ヶ谷  はい、そうだと思います。わからないことを自分1人でやっていたら、途中で挫折してしまうことが多いと思うので、わからないことは、仲間の友達に聞いたり、あるいはよく知っている先生方に聞いたりして、情報交換や共有してお互いにスキルを高めていくことが大切だなと思います。

馬場  有難うございました。AI産業革命は、驚異的な進展で世界を席巻しています。学校の中では、その時代の波に乗る一番近い位置に栄養教諭がいるように思います。本日登壇いただいた3人の先生方は、すでにAIに届く距離で活動されており、すぐにもAIアプリで、もっと有意義で楽しい食育指導者になっていくと思います。

本日は貴重な体験や日ごろの活動から出た知見をお話しいただき、大変有意義なシンポジウムをすることができました。有難うございました。

峯島  本日は皆さま、食育シンポジウムご参加いただきまして誠にありがとうございました。新学期、新年度がスタートする時期であり、本日のシンポジウムの内容が少しでも皆様の参考になれば幸いでございます。有難うございました。

 

アンケート結果

シンポジウムで参考になったこと、ご意見ご感想

AIを活用して、食育や日常の業務に活用しておられるところが、とても参考になりました。

その内容を、是非学びたいと思いました。

 

ICTのやれる事について知ることができました。ありがとうございました。

 

QRコード活用(動画リンク)、アプリ活用動画作成など。試食会でのICT活用は 格好いい。関数についてサポートしてくれる機会がほしい。

 

感謝もキーワード。毎日だと給食PRや食に関する情報になりがちですが、伝えたいメッセージを言葉にすると感謝。これを共有するためにと考えるとアイデアが広がりそうです。3人の先生方の実践は今後の参考になります。ありがとうございました。

 

QRコードを活用した動画教材について色々なノウハウを紹介していただき、今度実践したいと思いました。

 

ICTの発表はあちこちで行われているので、目新しいもの…というわけではないのですが、発表者のみなさんも今までのものからさらにこの部分を・・・というところが所々あって、私自身自分のやり方の工夫手段を教えてもらうことができました。

 

岡田さんのたよりへのアンケート機能の日常利用、とても参考になりました。意見をリアルタイムで聞くことができていいですね!

 

岐阜のセンター事情も興味深かったです。エクセルの仕事の簡略化も私も行っていますが、「人の技術を盗む」ってとても大事なスキルだと思います。私もデータのやり取りをしたいと思いました。

 

東京の加藤さんの熱意も素晴らしいですね。失敗を改善々で良い方法を編み出して活かしていくのは大切ですよね。私も加藤さんほどはできませんが、真似してみようと思いました。苦労された事例を発表してくださり、どれもとてもありがたかったです。運営の皆様も、良い機会をありがとうございました。

 

加藤先生の食育動画について、技術など難しさ感じ、誰でも可能ではないとも感じて講演を聞きましたが、実際のねぎの動画には子どもが惹きつけられる魅力を感じました。

 

川原先生の表計算ソフト利用の資料作りでの効率化の取組は全国規模で拡がりが生まれたら良いなと思います。

 

岡田先生の農家さんだけでなく、様々な職業を知る機会を持つ事、有意義だと感じます。それぞれの先生方の取組、参考になりました。ありがとうございました。

 

QRコードを活用した取り組みは来年度ぜひやっていきたいと思いました。川原先生の給食試食会の保護者とのやりとりをしながらの進行は、栄養教諭の一方的な話を聞くのでなく参加型は楽しそうで今の時代のかたちだと感じました。チャレンジします。

多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。

 

パネリストの先生方のICTを活用した実践発表は様々な事例で参考になりました。お忙しい中、発表頂きありがとうござました。オンライン開催で参加しやすかったです。

 

全国で先進的に取り組んでいる方々に刺激を受けました。自分の出来ることから取り組んでいきたいと思います。

 

各発表者の学校での取組事例が参考になった

 

栄養教諭でもいろんな手法(QRコードや動画など)を使って、食育を行われていたこと。また子供たちが育てた食べ物を給食に出したり、地域密着でされていたところが良かったです。

 

動画に学習内容を関連させたり、栄養教諭以外の教員の声を入れたりすること。また、お便りにQRコードを掲載すること。

 

3人の先生方が、それぞれの視点や思いを持ち、ICTを活用して先進的に食育に取り組まれていた。何のためにICTを活用するのか、いつ、だれに、どんな内容の食育が適切かをよく考え、効果がみられるように、なおかつ効率的で継続可能なことを、反省を生かしながら工夫されていることがわかり、とても参考になった。私は、現役を引退していますが、これから、良い事例や方法を身近な研修会等で学び、共有してもらえたらよいと思った。

 

ICTを活用した取り組みを知ることができて大変参考になりました。ありがとうございました。

川原先生の双方向コミュニケーションツールの活用、岡田先生のキャリア教育と食育の連携(食材業者との関係活用)、加藤先生の毎日リアルでの動画活用