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京都府久御山町立御牧小学校
栄養教諭 小川美希先生 
好きな食べ物:鰹のたたき 
休日の過ごし方:ミシンや手芸
応募献立:コーンごはん、牛乳、淀大根と鶏肉のグラタン、蒸し野菜、かぼちゃのポタージュ、 豆乳いちご寒天


第11回は給食甲子園OGゆかり先輩が選んだ京都府の小川美希先生のアピールシートです。

応募献立の写真とアピールポイントAを拝見して、彩り豊かでとてもきれいだと感じました。お料理は見た目も大切で、色合いが美しいと食欲も自然と湧いてきますよね。
赤や黄色が入り、全体としてカラフルに仕上がっていますが、この色を意識して食材を探されたのか、それとも特産品を集めた結果このような色合いになったのか、どちらでしょうか。(アピールシートをクリックすると大きくなります)

応募した献立は町の給食研究会で、調理員さんと考えた献立です。色と特産品、両方から考えました。献立を出す時期が12月頃と決まっていたので、その時期に使える地場産野菜は何かを考え、70周年にちなんで「7色」をテーマに、7色そろえる形で考えた献立です。

アピールポイントBでは給食だよりが紹介されています。季節の野菜の時期なども載っていて、とても丁寧なつくりですね。これは通常の給食だよりとは別に、号外として出されたようですが、号外にされた意図も教えていただけますか。

伝えたいことが多く、毎月の給食だよりでは季節の話題や献立の内容を絞って年間計画を立てています。それらも大切にしつつ、70周年については別立てでしっかり伝えたいと考え、号外という形にしました。

年間で給食だよりの計画も立てていらっしゃるのですね。過去の内容と重ならないよう工夫されているのでしょうか。

そうですね。同じテーマになることもありますが、例えば6月の「歯と口の健康習慣」でも、前年とは違う切り口で書くようにしています。

年間のテーマはどのように決めていらっしゃいますか。

「食育の日」に合わせた献立を軸にしています。昨年は「味めぐり」をテーマに、各地域の郷土料理や名産品を19日前後の献立で再現しました。再現しきれなかったものや、名前からは想像しにくい料理については、裏面で詳しく解説し、その地域の特徴も含めて一年を通して紹介しています。
給食だよりは手書きで作成していますが、最近は少し減らしつつあります。それでも手書きの方が目に留まりやすいと感じるので、仕事とのバランスを考えながら、この文化は大切に残していきたいと思っています。

7色レインボーメニューのランチョンマットを作成し、全校児童に配布されたのですね。献立の説明が載っているのもとても良い工夫だと感じました。どのようなきっかけで思いつかれたのか、ぜひ教えてください。

町の栄養士で分担して作成しました。当日の献立をどのように伝えるかを考えたとき、動画やお便り、教室での説明などいくつか方法がありました。ただ、その日は短縮校時で時間に余裕がなく、担任の先生の負担も考慮する必要がありました。
お便りではその場で見ながら食べることが難しく、教室で説明するのも全クラスを回るのが現実的ではありません。そこで、ランチョンマットとして配れば自然と目に入り、負担も少なく、さらに持ち帰ることでお家での会話にもつながると考え、試してみました。

最後に、市政70周年を献立に取り入れることで、子どもたちにどのようなことを伝えたかったのでしょうか。また、子どもたちは何を学んだと感じますか。

自分たちの住む町で、さまざまな野菜が育てられていることを伝えたいと考え、できるだけ多くの種類の野菜を使いました。ランチョンマットなどを通して、子どもたちもその点に気づいてくれたのではないかと思います。
市政70周年という節目について、子どもたちは普段あまり意識していないかもしれませんが、給食を通して町のお祝いに関わることができたのは大きな意味があったと感じています。

子どもたちは、七色レインボーメニューを通して、町の畑で育った食材が今ここにある給食へとつながっていることを実感できたのではないでしょうか。
献立、号外の給食だより、ランチョンマットが結びつき、一体となった食育の形が実現されています。地産地消の取り組みを自然に伝えながら、子どもたちの理解がすっと深まっていく。その背景には、すべてがつながるよう小川先生の食育の実践があります。たいへん素晴らしい取り組みだと感じました。

次回はかおる先輩が選んだ新潟県村上市山北学校給食共同調理場・栄養教諭 佐藤美春先生のアピールシートです。