NO.107
モンキーポッド
7月16日
「この木なんの木、不思議な木・・・」と歌われる日立グループのコマーシャルソング「日立の樹」に出てくる木は、マメ科のアメリカネムノキといわれる常緑高木です。この木のサヤ(pod) に入った実をサルが好むことから「モンキーポッド(Monkey pod)」と呼ばれています。
この曲は1973年に作られていますが、作詞をされた伊藤アキラさんはこの5月に、そして作曲をされた小林亜星さんはこの6月にお亡くなりになっています。
このコマーシャルに出てくる「不思議な木」は、ハワイのオハフ島の真珠湾に近いプライベートな公園の中にありますが、枝振りはゆうに直径40mを超えているものがしかも数本あるので、なかなか写真に収めるのに苦労しました。
日本のネムノキと同じようなピンクの花も沢山つけ、心地よい木陰をつくってくれます。そして、雨が降った時には雨宿りができるという意味でしょうか、「レインツリー」という別名もあります。
7月16日は、日立創立記念日。
文:椋 周二