NO.127
マユミ
8月5日
マユミの名前は、木に弾力があり弓を作ったとも、表皮を剥いで弓の束を巻くのに使われたことからともいわれています。木を見るかぎり、あまり弓になるような感じはせず、後者のほうではないかと思っていました。だが、大きい幹の途中から弓状に湾曲した枝が出ていることが分かり、前者も否定できないです。
ニシキギ科の落葉小高木で、秋にはピンク色の果実が割れて中からまっ赤な種が垂れ下がるが印象的です。
材としては硬くハンコの材料として使われることから、「ハンコノキ」とも言われているようです。
８月５日は、語呂合わせで「ハンコの日」となっている。
また、この日は語呂合わせから、「奴（やっこ）の日」でもあります。もちろん、奴豆腐のことで、冬の湯豆腐に対して夏の冷奴はいいですね。