あなたの誕生樹

あなたの誕生樹NO.204

マダケ

10月21日

 

発明王・エジソンは、1879(明治12)年10月21日に木綿糸を炭化させたものをフィラメントにつかって電球を完成させました。その後も改良を続けて扇子の骨を使ったりして改良を続けて、伊藤博文から助言を得て京都八幡(大阪との境当り)のマダケを使用したそうです。耐用時間は約100倍になったそうです。こうした経緯があって、照明関係3団体が10月21日を「あかりの日」としました。

我が国の照明デザイナーの第一人者の石井幹子さんは東京タワーなどの数々のライトアップをてがけられていますが、2005年愛知万博の照明デザイナーをしていただきました。お嬢さんも照明デザイナーをされておられますが、名前は「あかり(明里)」とされたとお聞きしました。

マダケはタケの中で最も成長が早く、一日に約1メートル伸びますが、それは約60個ある節の部分がそれぞれ伸びるので、全体の成長が早くなるとのことです。

マダケは120年周期で集団的に開花し、その後、集団的に枯死して、植えつけることが難しいことからどんどん減っているとのことです。一方、孟宗竹は集団的に開花・枯死するのではなく、ばらばらと開花・枯死するので、激減することはないようです。