NO.248
ヒマラヤザクラ
12月4日
ヒマラヤザクラは、英語名がWild Himalayan Cherry（野生のヒマラヤザクラ）で、日本のサクラの起源だという説が最近よく言われています。
インドからネパール、中国のヒマラヤ地域に自生する野生種の桜です。花は１１月から１２月にかけて咲き、花の色はピンクから白で、華やかな感じがします。
熱海の植物の会が東大に留学していたネパールのピレンドラ皇太子に桜と梅を献上した返礼に贈られたそうです。
日本の二季咲き性の桜（ジュウガツザクラ、フユザクラ、シキザクラなど）はヒマラヤザクラへの先祖返りだという説があるのですが、面白い説ですね。
日本ではまだまだ数が少ないのですが、東京では東大の赤門近くのキャンパスや東京駅丸の内側北口を出たところの日生ビルの前、そして新宿御苑で日本の桜のルーツ・ヒマラヤザクラが見れます。