NO.314
セコイア
2月8日
２月８日の誕生樹はセコイアにしています。これは体積で世界最大の生命体と言われているセコイアが”シャーマン将軍の木”とよばれていることから、彼の誕生日（１８２０年２月８日）に因むものです。シャーマン将軍は南北戦争時、北軍の将軍で、その部下だった人がカルフォルニア州の山中でこの巨木を発見し、”シャーマン将軍の木”と名付けられたとのことです。樹齢２２００年、高さ８０m超で、同じスギ科の屋久杉の縄文杉が高さ約２５mですから、その巨大さが想像されますね。
このセコイアは、アメリカスギとも、またレッドウッドとも呼ばれていますが、山火事の多いカルフォルニアで長い間生き延びているは”面の皮の厚さ”というか樹皮が厚いもので３０センチもあり、山火事にも耐えれるからだといいます。
このセコイアによく似たのでメタセコイア（４月２９日の誕生樹）という樹木があります。同じスギ科に属しますが、セコイアは常緑で葉の付き方が交互に枝から出る互生である一方、メタセコイアは落葉樹で葉は対称的に枝から出る対生ということで見分けられます。