NO.346
ゲンカイツツジ
3月12日
ゲンカイツツジは名前の玄海躑躅とあるように、玄界灘をはさんで九州北部を中心とした西日本と朝鮮半島の山地に分布する落葉低木です。花の咲く時期はツツジの中では最も早く、3月の上旬頃から大きなピンクや白の花をつけます。ミツバツツジも比較的早くから花が咲きますが、花とともに枝先に三つ葉が出るところで見分けられると思います。
ツツジは花が筒状に咲くことから「筒咲（つつざき）」が転訛したものといわれています。ツツジの仲間は北半球の温帯に分布し、特に日本では種類も多く、また園芸種も多いですね。全国の市町村のシンボルの花木して最も多く指定されているように、人気のある花木の代表の一つです。