あなたの誕生樹

あなたの誕生樹NO.282

グラスツリー

1月7日

 

1月7日は古くから「人日(じんじつ)の節句」ですが、今でもこの日に七草粥を食べる家庭が多いのではないでしょうか。中国由来の五節句は、桃の節句(3月3日)、端午の節句(5月5日)、七夕の節句(7月7日)、重陽の節句(9月9日)というように奇数が重なる日なのですが、1月は1日が元旦に当たるため、7日にずらしているようです。1日から6日までは、それぞれ鶏、狗、猪、羊、牛、馬の日となっていて、7日目が「人」の日ということでこの日を「人日の節句」にしたようです。それで、正月で美味しいものを色々食べ過ぎた人には7種類の草を使った健康食のお粥を食べる風習が日本では一般化したのでしょう。七草粥の風習自体は平安時代から始まったものでしょうが、江戸時代にはこれら五節句自体が公式行事となり、1月7日には将軍や武士をはじめ七草粥を食べたというのは日本的だなあと思います。芹(セリ)・薺(ナズナ)・御形(ゴギョウ)・繁縷(ハコベラ)・仏の座(ほとけのざ)、菘(スズナ)、蘿蔔(スズシロ)の七草、それぞれ効用があるとされていますが、何はともあれヘルシーさが鍋から沸き立ってくるような感じです。

それで、草でない木ということで、1月7日の誕生樹はグラスツリーにしました。

一般的に草と木の区別はなかなか難しく、大雑把に言うと木はセルロースでできた細胞膜にリグニンが蓄えられ木質化、つまり硬くなったものということのようです。

「七草のはじめの芹ぞめでたけれ」(高野素十)