あなたの誕生樹

あなたの誕生樹NO.224

ロビラキ

11月10日

 

ロビラキはユキツバキ(6月5日の誕生樹)とチャノキ(10月30日の誕生樹)の自然交配によってできたもので、花と葉はユキツバキのようでありながら、葉茎にはチャノキのようにカフェインを含んでいます。春咲きのユキツバキと秋咲きのチャノキの両方の特徴が出て、花は春と秋に咲きます。

どうして秋咲きのチャノキと春咲きのユキツバキが自然交配したかについては、雪が多くユキツバキが自生する新潟地方で、秋に咲いたチャノキの花か蕾が雪に埋もれたまま冬を越し、春に花を咲かせたユキツバキと偶然に交配したのではないかといわれています。そうだとすると精子の冷凍保存のようなことが自然に行われたことになり、興味深いことです。

茶道の世界では旧暦の10月の亥の日(11月の中旬頃)に炉を開く行事「炉開き」が行われますが,ちょうどこの頃に花が咲くことから名前が「ロビラキ(炉開き)」と1980年に名付けられたとのことです。

 

〇 炉開きや灰をならせば灰匂ひ (新井 悠二)

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