NO.183
クルミ
9月30日
野菜族と果物族の対立の中でドラマが展開していくNHKの人形劇「チロリン村とくるみの木」を懐かしく思う人もまだ多いのではないでしょうか。
漢字で「胡桃」と書きますが、呉の国から渡来して「呉実(くれみ)」が変化したものという。
北半球の温暖地域に広く分布する落葉高木で、我が国のクルミはほとんどがオニグルミとのこと。「青胡桃」が春の、そして「胡桃」は秋の季語となっています。
種子は脂質、ビタミン、ミネラルが豊富で、古くから食用にされているナッツの代表ですね。
あの堅い殻を割るためにドイツではお馴染みのクルミ割り人形という民芸品が有名です。ドイツ人作家のホフマンの「くるみ割り人形」から着想を得て作られたチャイコフスキーのバレー組曲はあまりにも有名です。
9月30日は、「くる(9)み(3)はまるい(0)」という語呂合わせから、「クルミの日」。